日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

正念場

今週の嘉納杯で、福見友子選手が谷亮子選手と戦うところを見ようと切符を手配したのは良かったのですが、谷選手は直前になり「ケガのため不出場」になってます。

いかに「世界の谷」と言えども、今度、福見選手に敗れたらシャレにならない。
何せ、過去2度負けているわけで、同じ選手に続けて3度負けたら、それが現時点での実力です。
そうなるとオリンピックの代表の座がかなり揺らいできます。
この辺の兼ね合いで不出場という結論になったのでしょう。
確かに体調が万全でなくては、リスクが大きすぎます。

しかし、いかに谷と言えども既に30代で、今後は常にケガがついて回るはず。
春の選抜だって、開花期の福見選手に勝てるかどうか。

もし春に福見が勝つような事態になったら、オリンピックの代表はどうなるのでしょうか。
今度は「過去の実績」云々は通用せず、まだかなり若い福見選手を選ぶのが筋ですね。
谷選手、福見選手と柔道界の三者三様に正念場を迎えることになりそうです。

なんとなく、マラソン高橋直子選手の落選の経緯を思い出してしまいます。
谷選手には故障箇所をしっかり直して、試合に出てきてほしいと思います。

しかし、世界選手権で優勝したと言うものの既に峠はかなり過ぎた感じです。
現役にこだわる必要はなく、そろそろ後進の指導に当たってほしい。
代表は将来を見据え、福見選手でしょう。
スッキリさせるためにも、きちんと勝負して白黒つけてほしいものです。

頑張れ!福見選手。