◎Dirty old man
依然として70年代音楽に嵌っている。
"Dirty old man" は、スリーディグリ-ズのかなり売れた曲だ(74年)。
内容は「あんたなんか嫌らしいジジイじゃないか」と男をなじる歌だ。邦題は「荒野のならず者」だが、何でそんなことになったのか。映画で使われた?
歌詞を確かめたら、妻子持ちのいやらしいジジイのくせに、若い私をどうしようと言うの?このアホバカ間抜け。てな感じ。
「なんじゃ、これぞまさに俺のことじゃねえか」と納得した。
ところで、「スリーディグリーズ」って何でこのグループ名になったっけ?と疑問に思った。
さすがに古くて、もはや記憶には無い。
「三度」じゃねえよな。
ネットを検索すると、さすが中学生の巣だ。模範解答が「三度」になっていた(失笑)。
実際は諺からで、
Man, woman, and devil, are the three degrees of comparison.
「男ー女ー悪魔と並べると、三段階の比較変化ができる」
から来ているらしい。
要するに女性は「悪魔の方に近い」ということ。
”you are a dirty ol' man.”と厳しく詰る内容は、なるほど、悪魔的だ。
三人並んで「右端が定位置」の女性は、ややブチャイクなのだが、かなりマイペースな性質らしく、体の揺らし方が我流っぽい。
いいねえ。本人は、実際、さぞ我儘だったろうと思うが、そこがサイコーだ。
ソコソコ我儘な方が女性は可愛いが、しかし、悪魔と紙一重だ。
毒饅頭かもしれんが、そのスリルがこれまた堪らない。