◎不可解な男 (二年前の振り返り)
画像は二年前の令和元年に撮影したものだ。
十月六日に撮影した画像に不可解なものが写っていたので、翌日、検証のためにもう一度訪れ立ち位置を確認した、
よって、位置関係を示す画像は翌日のものだ。
要点はこう。
神殿下から階段を見上げるかたちで撮影すると、急に柱の影から男が顔を出した。
ズームアップして撮影したのだが、男は頭だけで、首から下が無い。
首の真下から消失しており、肩も見えぬので、「頭だけを出した」という構図ではない。
さらに不可解なのは、下に見える腕だ。大人の腕とさらに小人(こびと)サイズの小さい腕が、床上五十㌢くらいのところに出ている。
男の顔は割と鮮明に出ているので、胴体が無いことが際立つ。
仮にこれが生きた人間であれば、個人情報保護のため顔を晒せぬところだが、これは参拝客では無いと思われる。
解釈は主にふた通り。
1)実際には存在していない人影。要するに幽霊。
2)男性の前に「眼に見えぬ何か」がいて、景色を歪めている。
後者の場合は、男性は実在の人ということになるが、こちらの可能性は低い。
床上にふたつの手が見えており、異常さが際立つ。
「たまたまそう見えた」という解釈を棄却するのに、長い時間を要した。
正体は分からぬが、「不可解な画像」であることは疑いない。
訂正)画像中、「小さい左手」とあるのは「右手」の表記ミス。