



◎昔は気付かなかったが
今では朧気でも分かる。
物ではなく気配(空気中の異変)を観察すれば、かたちがはっきりせずとも何となく分かる。
摺りガラスの向こう側の景色に似ているが、摺りガラスはガラスの向こうであるのに対し、この手のは前のもやの中にいる。
自分の方から先が消えていれば、誰でも「おかしい」と気付く。
そもそも、同じ人影を幾度も同じ場所で見ているから、気付くのが早くなる。
ま、当事者(立会者)は視角だけでなく、聴覚でも異変を感じ取ったりするわけだが、画像だけを見ている分には、ただの「ぼやけた景色」に過ぎぬ。
単なる「気のせい」ということだが、当人が分かればよいだけのことだ。
他者の理解や共感は不要で、当人が意味を考え、自分の生活や人生に生かせばよいということ。
追記)記事を貼り付ける際に、天井からもの凄いラップ音(足を踏み下ろしたような「バッチーン」)。