日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎夜の初詣

◎夜の初詣

 車のバッテリーが上がったので、ジャンピングスターターを取り寄せて、再始動しようとしたが、あまり上手く行かない。

 充電し直したりしたので、作業が夜になってしまった。

 ようやく作動したが、充電のために四十分くらい車を走らす必要がある。

 少しドライブすべく出発したが、早速、道に迷ってしまった。

 方角が分からぬ状態でカーナビを使うと、どこに連れて行かれるか分からない。

 過去に幾度か苦い経験をさせられたことがあるが、正月から山奥の墓地やら、行き止まりに導かれるのは嫌なので、とりあえず広い道まで出ることにした。

 

 やっと通ったことのある道に出たが、そこは「トラの神社」に向かう道だった。

 それならせっかくなので初詣をした方が良い。

 境内に入った。

 まだ三日なので、照明が点いているし、参拝客もいた。

 これが松の内を過ぎると、平常の常夜灯だけになり、人気が無くなる。

 例年に比べると、今年はかなり温かく、煙玉がほとんど出ていなかった。

 年始の夜の神社では、「煙玉が乱れ飛ぶ」方が普通だから、「気温が高かった」ということだろう。

 

 私はまた新年を迎えられた。

 この神社に初めて参拝し、トラに出会った日のことを今も憶えているが、十数段の階段を前にして、「俺はここを上がれるかどうか」と思案した。

 体調や人事(主に経済)で苦労させられているが、「なあに、俺はまだ生きている。今の喜怒哀楽は全部儲けものでござんす」と思った。

 苦労苦痛でさえ、儲けのうちだわ。

 

 ま、いずれ遠くない将来に、父母やトラと再会できるだろうと思う。

 今生で関わった総てのひとと猫にお礼を言いたい。

 

 追記)ちなみに、煙玉現象自体は基本的に自然現象だ。ただし、たまにそれを催起させる要因に霊的な要因が関わることもある。

 追記2)眼を手術して景色が見えるようになったが、依然として文字がよく分からない。弱視や老眼が進行しているので、眼鏡をかける必要がありそうだ。