日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

天下りは何人ですか?

車で移動中に思いついた冗談です。
ちなみに「天下りは何人ですか?」はレンホウ議員の名文句です。
あの時、担当官僚は、少しあせっていたのか、まともに「○人です」と答えていました(アホかいな)。
あそこは、それこそ官僚的に「天下りってどういう意味でおっしゃっているのですか?」と定義を質してからですよね。

公益法人だけなのか、公共事業を受注している民間企業を含むのか。
官公庁から直接移動した場合か、あるいは期間が少し空いたらどう判断するのか。
日本郵政みたいなケースは違うのか。
なんて、定義や解釈に1時間は使わなきゃ。

これも質問する側(レンホウ議員)の策略で、脇で聞いている人に「官僚が非を認めている」ようなイメージを植えつける戦略です。
ディベート的手法ですが、目の前の人には短期的に有効でも、じっくり考えると実に粗雑な論理であることがわかります。一方的な決め付けからスタートしているので、こんな言い方をすると、ひと昔前なら「ファッショ」だと言われたものですね。

冗談はここから。
この「天下り」の部分を別の言葉で言い換えると、一体どんな展開になるでしょうか?
車中であれこれ考えてみました。

例えば、「オバサンは何人ですか?」
「オバサンですか。それは一体どういう風に解釈すれば宜しいのでしょう?何歳からオバサンですか。外見ですか。体重が何キロならオバサンなのですか。整形して若作りした人もオバサンですか。既婚者がオバサンなのですか」
「トウが立っている女性は皆オバサンです」
「その薹が立つとは何ですか?オバサンだって、生きてゆかねばならないのに、オバサンというだけで犯罪を犯したみたいな言い方をするのは適切ではないのではありませんか・・・」

結構遊べますね。
まあ、予算のムダの見直しを図るなら、まず最初に国会議員の給与体系や政党助成金の妥当性から始めれば、印象がかなり変わっただろうと思います。