日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第314夜 空を飛ぶ

日帰り温泉で寝ていた時に観ていた夢です。

眼を開くと、まず最初に右手が見える。
右手を前に突き出しているのだが、袖がバタバタとはためいている。
黒い、ゆったりとした袖だ。

どこか高い所に立っているのか。
周りの状況がよく掴めない。

首を下げると、ローブみたいな服を着ており、こちらもバタバタ。
いったい、どういこと?

顔に風が当たる。
かなり強い風だ。
なるほど。オレは空を飛んでいるわけだ。
これで謎が解ける。

もの凄い早い速度で飛んでいるので、景色が目に入らない。
オレはいったいどこを飛んでいるんだろ。

かなり長い間、飛び続ける。
不意に目の前に壁が現れたので、大慌てで上に方向を変えた。
「そうか。高い所に上がれば、下がどうなっているか見えるかも」
そのまま上昇する。

再び長い時間飛び続けると、今度は上の壁に突き当たった。
ここで天井と並行して飛んでみる。
下を向くと、はるか遠くに、椅子やテーブルが見える。
「なんだこりゃ。どこか部屋の中だよ」
巨大な広い部屋だ。
何時間も飛んでいたと思ったら、何ということはなく、部屋の隅から隅まで飛んだだけだった。
今のオレって、妖精だったのか?
あるいは小鬼か。

目の前には、大きな黒い戸口が近づいてくる。
「よし。あそこから外に出よう」
すぐに黒い穴が拡がり、オレはそこから外に出た。

何時間も空を飛んだのに、8畳くらいの部屋を行き来しただけだった。
この調子では、別の場所に行くのにも、相当な時間がかかりそうだ。

「でも、行った先で気づいたら、まだお釈迦様の掌の上だったりして・・・」

ここで覚醒。