日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第359夜 コンビニの前で(続夢)

月曜の夕食後に、居間で眠りに落ちたのですが、その1時間ほどの間に観た夢です。

気がつくと、コンビニの前に立っている。
既に営業を止めたコンビニだ。
「ここは・・・」
ちょっと前に、廃コンビニに悪霊がいる夢を観たが、どうやらその続きのようだ。
(いつも通り、「今は夢の中だ」という実感があります。)

そう言えば、「閉じ込められて」の最後の場面が、コンビニの前。
「コンビニの前で」は、廃コンビニの話なので、連結できそうです。
「できそう」ではなく、元々が繋がった夢だったのかもしれません。

携帯電話を取り出して、友人い電話を掛けた。
友人は自分で仕事をしており、いつも家に居るのだ。
「おい。ちょっと調べてくれ。今住所を教えるから、ここで何があったのか、ニュースを検索してくれないか」

一旦、電話を切って向き直った。
コンビニの前のドアは開いている。
その入り口の間近まで、「良からぬもの」は近づいている模様だった。
人の気配がある。

「ぷるるる」と電話が鳴った。
オレはとかくシンプルな方を好むので、着信音も素っ気ない。
「お。わかったか?」
「火事だね。しかも客が居る時だ。店内にコーヒーが飲めるスペースがあるだろ。そこで若い男女が座っている時に、突然出火した。助けようとした店の従業員を道連れにして、3人が死んだ」
「いつのことだよ」
「もう半年以上前のことだな。ところで何でまたそんなことを訊く」
「今、その場所に居るんだよ」
ヤツの声の調子が変わる。
「また見たのか」
「いや、聞こえてる」

コイツはオレの霊感が半端なく強いことを知っていた。
「お前みたいなのが、そういうところに立ち入ったら、ヤバいんじゃね?ハハハ」
「まあな。もう帰るよ」
「お前がそう言うんじゃ、相当だな。どういうケースなのか記録しておくから、1枚撮って来て」
「おう」
ヤツはまだ、今のオレの状況を深刻には捉えていない。
オレはここで、携帯を裏返して、自撮りでパシャッと1枚写真を撮った。
「こんな感じ」
メールでそれを送る。

すぐにヤツから電話が掛かってきた。
「おい。そこをすぐに離れろ。店から出て来てるぞ」
え?オレが撮った時には、何も無かったが・・・。
「お前の方に向かっているようだ。逃げろ」
そりゃ不味い。

ここでオレは後ずさりして店から離れようとした。
悪霊が取りつくパターンは2通りだ。
喉から入って、盆の窪辺りから抜けるパターン。これはまだ簡単に追い出せる。
もう一つは、頭の後ろから入って、心臓の近くに留まるパターンだ。
こっちはしつこい。
そこでオレは相手に背中を向けないように、前を向いたまま後ずさりしようとしたのだ。

だが、足が動かない。
これは最も不味い成り行きになっている。
電話を切っていなかったので、すぐに友人に伝えた。
「救急車を呼んでくれ。警察はすぐには来ないが、救急車なら間に合うかも。不味いことに、オレは動けなくなっている」
「分かった。すぐに連絡して、オレもそっちに行く」

自分では動けないので、隊員に引っ張って貰う必要がある。
郊外だから、救急車が来るのは比較的早い。
せいぜい15分か。

しかし、それまで持ちこたえられるかどうか。

ここで中断。

目が覚めるまで、あと数行分ですが、「閉じ込められて」に加えることにしました。
かなりの現実感があり、うなされて目が覚めました。
起き掛けに胸が苦しかったのは、少し不整脈が出たせいだろうと思います。