◎この人のここがスゴイ : リンダ・ハントさん
この方はたまに脇役で見かける小柄な女優さんです。
身長は145センチくらい。
この女優さんは演技がとてつもなく上手いのです。
『シルバラード』では、顔がアップになる時間は2秒位しか無かったのですが、そのわずか2秒の間の顔の筋肉の使い方で、「芝居の出来る女優」の地位を確立しました。
この映画には、80年代のスターや有名脇役がこぞって出ており、端役の隅々まで達者な人ばかりでした。
唯一、ヘタクソだったのが、若き日のケビン・コスナーくらい。
それくらいの演技者が出ていました。
しかし、リンダ・ハントさんが、他の有名演技人たちを完全に食ってましたね。
小柄なので、ついつい視線がそっちに向けられてしまうのですが、それをぐっと引き戻す位の力量を持ってます。
とにかくスゴイ。