日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎詐欺師たる所以

◎詐欺師たる所以
 安倍総理は、加計問題にからめ、「真摯に受け止め、丁寧に説明したい」と言った。
 ところが、国会は終わっているし、臨時国会を拒否している。
 それでどうやって「向き合う」というのか。
 こういうところが詐欺師的だ。
 「善処します」が「やりません」という意味なのと同じで、言葉の表面を鵜呑みにすると、とんでもないことになる。
 安倍内閣はもはや「倒さねばならない」対象だろう。 

 前川氏は「総てを失った人」で、組織人はそういう者を軽く見る。
 ところが、失うものを何も持たない者は、本当は恐ろしい。
 損得でも理屈でも動かないからだ。
 ヤクザが最も警戒するのは、組に入っていない「ただの不良」だ。
 その手のヤツは、後先考えず、気に入らない者を刺しに来る。
 実際、前川氏一人の発言で、政権が揺らいでいる。

 政治家の危機管理法としては、クレームを言う者に対する第一声は、とにもかくにも「あなたの気持ちはよく分かります」だ。まずはそれからで、「3分は相手の顔を立てる」のが必要不可欠になっている。
 菅氏がそれを分かっていなかったために、余計にケツに火がついた。