日刊早坂ノボル新聞

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◎扉を叩く音(続) 天空のラッパ

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◎扉を叩く音(続) 天空のラッパ
 毎年、秋から冬にかけて「深夜、玄関のドアを叩く音が聞こえる 」話の続きです。

 12月11日午前2時40分の記録。
 夢を観ている。ごくありきたりの、どこか食堂に行き、そこで食事をする夢だ。
 すると、その夢の景色を掻き消し、「この世の総ての音を合わせたような音」が鳴り響いた。
 表現が難しいが、トラックのクラクションやテレビの放送休止画面、猫の鳴き声、水の流れる音、岩が割れる音など、とにかくこの世の音の総てが一斉に鳴り響いたのだ。
 「わ。これは不味い」
 すぐに目覚めろ!と脳が戦慄し、そこで覚醒。

 目が覚めた瞬間に閃いたことがこれ。
 「危ねえ。死ぬところだった」
 この音は前にも聞いたことがありますが、心停止して数秒後に鳴り始まる音です。
 たぶん、五秒後くらい。
 私には心臓病の持病があり、時々、強い不整脈が起きるのです。これはその発症パターンのひとつで、心臓が小休止します。
 嘘のようですが、医師の診察で、直接、脈を取られている時にも起きたことがあります。
 おそらく音は「あの世と繋がった」ことを示すもので、黙示録で言うラッパ吹きの吹く音と同じものだろうと思います。
 
 一瞬見えたのは「暗がり」で、その中に老人のようなシルエットが向こう側を向いて立っていました。ちょっと不味いことに、私に気付いてこちらを振り返ったのです。
 男なのか女なのか、あるいは若いのか老人なのかが分かりません。
 ただし、まったくと言って良い程無表情だったので、恐らく幽界の住人なのだろうと思います。
 こちらの存在を気付かれたのは、少々不味い事態で、この後、そいつが関わろうとして来る場合があります。

 ちなみに、冒頭の「深夜、扉を叩く」という表現は今年は当てはまらなくなっており、昼夜関係なく、五丹米發糧楼呂如屮疋鵝廚畔匹鮹,い燭蝓▲ラス窓を引っ掻きます。

 画像はこの話の内容とは直接関係ありませんが、御堂観音にある「穴」です。
 神社で見掛ける「茅の輪」に似ていますが、肉眼ではほとんど分かりません。
 金魚掬いの丸い掬い紙が濡れた時のように、向こう側が透けて見える感じです。
 あの世と繋がりやすいので、この位置から撮影すると、色んな人の顔が見えるのだろうと思います。

 「死ぬところだった」ことのショックがあり、その後眠れません。 
 この世の者とは思われぬ音。あの闇、あの人影。思い出すだけで震えます。