◎人参の紫蘇巻き
子どもの頃の食卓に、よく置かれていたのが、人参を細長く切ったヤツに紫蘇を巻いたもの。
病院のベッドでそれを思い出したのですが、何と言う名前だったかが思い出せません。
30分くらい考えて、どうしても分からないので、傍にいた看護師(女性)に訊ねました。
「あれって、名前何だっけ?人参を紫蘇で巻いた漬物」
すると、女性看護師も首を捻りました。
「ああ、ああ、あれね。でも名前は何だったかなあ」
ここでその30台の看護師は同僚の50歳くらいの看護師を呼び訊ねました。
こっちの人は会津出身。
しかし、やっぱりこの看護師も「ううん」と首を捻りました。
「松前漬けじゃないかな」
違いますね。そいつは別物。
全然、思い出せない。
ありゃ一体、何て名前のヤツだろ。
帰宅して、すぐにぐぐったのですが、どうやら「人参の紫蘇巻き」ですねえ(苦笑)。
どうやら名物としては、福島方面のものらしい。
明後日、病院に行ったら、会津の看護師をからかおうと思います。
「何でわからねえの?」
たぶん、「私は会津だもの」と答えるだろうな。
今一番、「食べたい」と思うのが、この人参の紫蘇巻き。
野沢菜漬けと生姜、イリコか梅干で湯漬けを作り、この紫蘇巻きを副菜にして食べたら、美味しいだろうな。
病人食と言うか、老人食と言うか。
もはやこんな感じざんす。