◎敵の敵は味方 (358)
年明けに備え、「あと出来ることは何だろうか」と改めて思案したのです。
私の取り得?は「幽霊サーフィン」で、かつ、幽霊には「頭脳が無い」という有利な点もあります。
「世の中には、俺よりも取り憑きたいヤツがいるし、祟りたいヤツだっているだろうよ。それも山ほど」
なあるほど。私が「黒入道」や「黒女」の側に立ち、無念を晴らす手伝いをすれば、視線が私から反れますね。
なら、話は簡単です。
今日の祈願はこれです。
「お望みの悪心を抱えた者がいそうなところに連れてってやる。俺よりも先にそっちを食えばいい」
悪霊には思考能力が無いので、手近なところにいる悪心に取り憑きますね。
「で、その相手には、何が起きているのかを一切教えてやらない」
自ら招かない限り、寄り付けないので、半分以上は本人のせいです。
とりあえず、来週には都心にでも行きます。
もちろん、ただの妄想ですので、念のため。
ただし、起きる人には、私に起きている以上のことが起きると思います。
そう言えば、半年前にそういう祈願もしていました。
「2年は延ばすと約束したのだから、あと1年半は守って貰わないとね」
ここから先は先方の気分次第ですが、考え方がすっかり替わり、「どんどん寄って来い」になりました。
敵だと思うから祓いたくなりますが、同じ側に立てば味方です。悪夢くらいは我慢することに。
今日の教訓は、私みたいなヤツには、絶対に「久し振り」と肩を叩いてはダメだということです。
「相手のほうから迎え入れる」ことが絶対に必要で、「体に触れる」がその最たる振舞いになっています。それで、ばあっと移ります。
最初は煙玉と光で、じきに画像に人影が残り、その次は直接目の前に姿を現すようになります。
帰宅すると、家人が「今日はどこに行ったの?」と訊いて来ました。
そこで「俺は今日、暗黒面に落ちた。明日からダース・ベイダーだな」と答えました(苦笑)。