日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎やさぐれ者の目にも涙(426)

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9月9日某神社にて(426日目)

◎やさぐれ者の目にも涙(426)
 斉藤商店では、いつも代金の2倍くらいは貰ってしまうので、お返しにお菓子を届けることにした。
 月曜だが、やはり葡萄の出荷時期だから店は開いていた。
 元々、ここは農園の作業場だったのだが、前で直売するようになった。ところが、葡萄は1年のうち一時期だけだから、その場所を有効利用するために、お饅頭や漬け物を売ったりするようになったのだ。
 今は、小母さんも高齢になり、しんどくなったので、お饅頭作りを止めた。今年はそういう事情だった。...
 当方はてっきり、元がよろづ屋みたいな店だと思い、勝手に親近感を抱いていたわけだ。これも勝手な思い込み。
 裏には広い農園があり、豆類を扱う同名の会社があるから、お子さんたちがそれを経営しているということ。

 小母さんにお菓子を渡すと、子どものように喜んでくれた。
 「あれこれ気を揉まずに済むように」と住所を訊くと、家までの行き方を地図に描いて教えてくれた。
 「家からは花火大会を見るのにちょうどいいから」
 小母さんの頭の中では、当家が「遊びに行く」のが前提になっていて、「道に迷わないように」と教えてくれようとしていたのだ。
 「細々気を回すところが、お袋にそっくりだ」
 見た目はまったく似ていないが、振る舞い方がよく似ている。
 「ここは入り難いから、先に行って回ってくるのが楽だよ」
 話を聞いているうちに、しわじわと泣けて来る。
 こういう時は、弱視でいつもサングラスをしていることが役に立つ。

 店を出て、凹みながら運転し、神社に参拝した。
 画像にさしたる異変は起きず、ごく普通の状態だ。
 「そう言えば、夜中に起こされることも今はほとんど無くなっている」
 ま、十月からが本番だから、少しの間、お休みが貰えるのか。
 この時期を利用して、人事を尽くす必要がありそう。
 自分のことに集中出来る時間はほとんど無かったから、しばらくはこのままでいて欲しいと思う。