日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎薄気味が悪い時の対処法

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薄気味が悪いのは「何者かに見られている」から

◎薄気味が悪い時の対処法

 いずれかの場所に入った時に、足を踏み入れた瞬間、「何となくここは気持ちが悪い」と思った経験がある人は少なくないと思う。

 そういう時にはどうすればよいか。

 鈴(りん)をいつも携帯しているとは限らぬし、日頃、信心する神や仏の護符を身に着けている時ばかりではない。

 咄嗟に出来ることは、概ねふたつだ。

 

 ひとつ目は、「きちんと断りを入れること」だ。

 「私は通りすがりの者です。すぐに立ち去りますので、お手を煩わせることはありません。通らせてください」

 ここは人間と同じで、礼儀正しく断りを入れれば、相手が無下に腹を立てたりしない。

 

 ふたつ目は、「柏手を打つ」。

 何となく「嫌な気配がある」と感じるのは、ほとんどの場合、実際にそこにいるから。

 ただ、幽霊が立っている、とかの話ではなく、「見られている」ことが多い。

 人の気配を感じ、「眼を向けている」というのが実態に近い。

 そういう時には、予め言葉で断りを入れるが、それでも気配が消えぬ場合は、ひとまず柏手を打つと良い。

 ただ、ごく短い間しか通用しないので、すぐにその場を立ち去る必要がある。

 やり方は、神社で打つ打ち方とは違う。

 大相撲の横綱の土俵入りの際に、横綱は雲竜型か不知火型の「せり上がり」を行うが、後者は両手を左右に広げる。せり上がると、そこで力強く柏手を打つ。

 あそこまで広く構えなくてもよいが、意識の上ではあれくらいの気持ちが必要になる。

 

 「薄気味悪い」場所では、普通の柏手を叩いても「ベタベタ」という音しか響かない。

 場(空間)に異常が起きているから、音がよく響かない。

 普通の二倍くらいの力で叩くと、ようやく「パチン」「パチン」という音になる。

 こういう音を幽霊は嫌うので、その場から遠ざかる。

 周囲に居なくなると、きれいな音が出るようになる。

 一度で「薄気味悪さ」が消えぬようなら、二度三度と続けると良い。

 叩き慣れると、良い音が出るようになり、同時にこの行為で「薄気味悪さ」がすっと消えるようになる。

 もちろん、以上は「緊急避難」という意味合いのものだ。「咄嗟の対処法」であるというだけで、万能ではない。

 効果は限定的だが、「この時はこういう風に対処する」というマニュアルを持つと、無暗やたらに恐怖心を覚えることが無くなる。