日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎今日の四文字熟語は「神▢▢没」

f:id:seiichiconan:20210420232639j:plain
f:id:seiichiconan:20210420232629j:plain

今日の四文字熟語は「神▢▢没」

 病院のエレバーターのモニターには、時々。「四文字熟語クイズ」が映る。

 今日の問題はこれ。

 

 神▢▢没

 

 想像がつくが、まずは変化させてみる。

 「神主出没」: 最近の事件で、変態の神職が祈祷を受けに来た客に悪戯をする事件があったよな。

 「神船沈没」: ノアの箱舟は嵐のために沈んでしまいましたとさ。

 「神社日没」: 参拝するのが遅かったのか、鳥居を潜った時にはもう暗くなっていた。

 

 どうやらあまり変化がない。

 では「神▢鬼▢」ではどうか。

 「神様鬼様」 :何でもいいから、どうか大学に合格させて。

 これでもここまで。

 さすが、「神」は人事からは遠い存在のようだ。

 

 さて、冒頭の言葉は、もちろん、「神出鬼没」だ。

 これは中国の『淮南子(えなんじ)』を出典とするようだ。

 『淮南子』は、前漢武帝時代、淮南子劉安によって編纂された思想書で、その中の巻十五『兵略訓』の中に「神出鬼行(=神出鬼没)」という表現が出てくる。

 

善者之動也、神出而鬼行、星耀而玄運、進退詘伸、不見朕憖。
鸞擧麟振、鳳飛龍騰、發如猋風、疾如駭電。

<読み下し文>

善(よ)くする者の動くや、神出にして鬼行なり、
星の耀(かがや)きて玄(そら)の運(めぐ)るがごとく、
進退詘伸(しんたいくっしん)には、朕憖(ちんぎん)を見ず。
鸞擧麟振(らんきょりんしん)、鳳飛龍騰(ほうひりょうとう)、
發すること猋風(ひょうふう)の如く
疾(はや)きこと駭電(がいでん)の如し。     

 

<意味>

用兵に長ずる人の行動は神出鬼行である。

星の輝くがごとく、天の運るがごとく

一挙一動は、前触れもなく、痕跡も残さない。

鸞の舞い麟の走り、鳳の飛び、龍の騰(のぼ)るにも似て

発動するさまは、はやてのごとく
疾駆するさまは、駭電(いなづま)のごとくである。

 

 何か聞いたことがあるような話だ。

 誰でもすぐに思い付くのが「風林火山」だ。

 てっきり孫子かと思っていたが、必ずしもそうとはいえんのかもしれん。

 

 以下はテーマが少し変わる。

 さて、帰路のエレベーターの画像を見て、最近の自分の状態を理解した。

 最近、背中や後腰が理由なく痛んでいるのだが、なるほど、肩と言わず背中と言わず、煙玉が出ている。

 なお、これは殆どの人には見えない。同一の条件・状況で何百枚も撮影していると、小さな違いが分かるようになる。

 右肩の煙玉は「女」だ。

 いずれも雑者だが、こういうのは相手のことを量ることなくしがみ付く。

 要するに「今まさに溺れている状態」で、助けて欲しくてしがみ付いている。

 対話にならないので、あっさりと切り捨てるしか方法は無い。

 すぐに処置をしたので、程なく痛みが治まると思う。