日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎蜘蛛の巣がかかった後に起きること

幽霊は日常的にひとの心に取り憑く

蜘蛛の巣がかかった後に起きること

 昨年の経験以後、「頭に蜘蛛の巣がかかる」感触は、幽霊が取り憑いた時に感じる自覚症状のひとつだということが分かった。

 この感覚は、昨年以前にも度々経験したことがあり、「手で払っても糸らしきものが残ることが無い」のを幾らか不思議に思っていた。

 正体が分かると、少し納得するところがある。

 「蜘蛛の巣」は、たぶん「一例」で、他にもちょっとした体感があるのだろうと思う。

 

 で、この「蜘蛛の巣」の後に何が生じるのか。

 最初に感じるのは、「心と体が重くなる」ことだ。

 元々、持病があり、両方とも重いのだが、それが一層重くなる。このため、「今度の冬は越せないだろうな」みたいなことを考える。

 実際に肺症状が出たり、不整脈が酷くなったりするが、これは「蜘蛛の巣」の直接的影響ではないと思う。起きていることは同じだが、感じやすくなることのようだ。

 

 次は「怒りのような負の感情が膨れ上がること」。

 怒りや悲しみ、恨み辛みが心の中でどんどん大きくなる。

 これは背後から吹き込まれている面がある。

 耳元に顔を寄せ、「ああだよ」「こうだよ」と助長する者がいるのだから、当たり前だ。

 

 こういうことのせいで、どんどん心が暗くなる。

 「このまま生きていても仕方がない」と思うようになる。

 これが「取り憑かれた者」の症状だ。

 

 この状態から脱却するには、別にお祓いや祈祷は要らない。

 内省し、どこからどこまでが自分本来の考えなのかを見極めるだけでよい。一体化、自己同一化が進まないと見ると、幽霊は自ら去って行く。

 このためには、日頃から「自分観察」を丁寧に行っていることが必要で、また自我を強化する習慣を持つことが役に立つ。

 自分なりの信仰を持つことも有効に機能すると思う。

 ここでも、他者の話を鵜呑みのするのではなく、自分本来の頭で考えることが重要だ。

 

 当たり前に思えることを書いているが、実は当たり前ではない。

 ひとの頭の中には、とっくの昔から別の住人が住んでいる。

 

 いつも引き合いに出すこの画像だが、この状態は、誰の身にも起きている。この男性は幽霊に憑依された「特別な人」ではない。誰の身にも同じことが起きており、、日常的についたり離れたりしているということ。

 

 具体的な対処法のひとつは、ちょっとした違和感を覚えたら、とりあえず「枕元にコップ一杯の水を置いて眠る」ことだ。これであっさり良くなったりする。

 幽霊は「負の感情」の塊で、自分たちが恐怖の対象で、忌み嫌われることに慣れている。そこに、もてなされ、慰められると勝手が違うと思うのか、居心地が悪くなるらしい。

 共感はせず、しかし、敵対もしないで、「ひと息ついて行け」と送り出すのがよいようだ。