日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎たった一人の影響力

たった一人の影響力
 依然として食欲がなく、お茶漬けや雑炊の類にも手が伸びなくなった。夕食が冷奴と甘酒だけのことも多い。
 最近、血圧うが下がるようになったので、この対策で塩分の許容量が少し増えた。ラーメンは「半年に一度」だったが、「一二か月に一度」でも大丈夫。
 珍味など刺激の強いもので食欲が増すかもしれんと考え、若い頃に時々食べた「タラのチャンジャ」を買って来た。
 輸入キムチで食あたりを起こしてからは、長らく半島食材を避けて来たのだが、今回あえて食べてみた。
 だが、やはりただ辛いだけ。昔はその中に旨味を感じたのだが、その根拠はグルタミン酸系の添加物だった。今は舌触りでそれと分かるが、うま味調味料がてんこ盛りだな、こりゃ。
 こういうのを常食してれば、「短絡的で、感情的で、ろくにものを考えぬ人間」が出来ると思う。ま、見ての通り。

 たまたま、ようつべで、米国ドラマの「ゲームオブスローンズ」に出ていたピーター・ディンクレイジさんが訪韓した時の話を観た。
 ソウルの空港に降り立った時から、そこは「異質な世界」で、「人々が皆、指を指して自分をあざけ笑った」そうだ。
 ちなみにディンクレイジさんは、小人症で身長が132㌢。このドラマの中でもそういう役を演じた。
 昔は日本でも、小人症の人は影の存在で、小人プロレスとか見世物小屋でしか仕事が無かった。やはり障害者としての影がいつも付きまとう。
 だが、この人の役柄と演技は、ハンデがありながら普通人と丁々発止で渡り合う堂々としたものだった。
 「こういう人が出てくれば、人心が変わる。この人が時代を変える一人」だと思った。日本人なら、この人の役や演技に感動した人も多かろうと思う。ハンデを乗り越えて成功している姿に、当方ももの凄く敬意を覚える。

 そのディングレイジさんは韓国ではかなり苦労したそうだ。
 食事がとにかく辛いものばかりで、何を食べても辛い。このせいで数日間の滞在中にすっかり腹を壊した。
 さらに街には障害者に配慮する設備がまったくなかったそうだ。障害者用ステップとかがなく、電車の乗り降りも車椅子の人が自分で段差を越える必要がある。障害者用トイレなども無し。
 ディングレイジさんの結論は、「この国は『みてくれ』だけを重く見る国だ」だった。
 「みてくれだけ」は、ひと言でその国の国民性を言い表す言葉だ。取り決めたルールは守らぬし、スポーツでも結果が総てで、なにをやっても勝てばよい。上下の序列だけが重要。
 ま、半島で哲学が育ったことはなく、総てが受け売りだ。
 こういう国民性は、ずっと中国の「ドのレイ」の立場で、国内でも人民の六割以上が「ドのレイ」だったことと関係している。
 二十台の頃、練馬に住んでいたが、アパートの近くに韓国料理屋があり、店主が韓国人のオバサンだった。すごく良い人だったから週に一度は食べに行った。
 在日ではなく生粋の韓国人だったが、そのオバサンにビビンバの食べ方を教えて貰った。「具材をよく掻き混ぜ、スープを少し掛けて食べると美味しい」など。
 ま、彼の国の食べ方はとりあえず何でもかんでもぐちゃぐちゃに混ぜる。
 そのオバサンは、はっきりと「こういうのは主人の食べた残り物を食べる時に考えたことだ」と言っていた。両班ではなく下々の者の食べ方だ。
 別にそれも歴史のひとつだから、現代を生きる人間は何ら恥じることはないと思うが、ここで考え方に決定的な相違が生じる。
 あの国では「みてくれ」が総てだ。歴史でさえ受け入れることが出来ないから、過去の恥辱は書き換えてしまう。
 よって半島以外の人が全部知っているのに、半島人だけが歴史的事実を知らない。作り話を教えられて育つし、都合が悪いことは「日本人や中国人のせいで捻じ曲げられている」と主張する。

 ディングレイジさんは韓国の後で日本に行き、そこで「アジア人は同じではない」と思ったそうだ。障害者に一定の配慮があるし、差別意識はもちろんあるだろうが、表立ってそれを出すことをしない。「指を指して笑う」ことはせず、その代わりに目を伏せる。日本人的には「目を伏せる」ことも差別意識の表れだと思うが、少なくとも「指を指して笑う」よりははるかにまし。
 何より、日本には穏やかな食べ物がある。韓国で壊した腹が、日本で治ったそうだ。
 この話をテレビのインタビューでしたことが知れ、想像出来る通り、韓国から大バッシングを受けたそうだ。
 「アジア人を差別している」とかナントカ。
 ええええ。「アジア人」ではなく、おめーらのことだわさ。
 ま、差別は典型的な「ひとを非難する時に用いられる道具」で、「真善美」に関わる「都合の良い尺度」だ。
 ディングレイジさんは自分の体験談を話しただけで、これはむしろ「指摘してくれて有難う」の域だ。とりあえず障害者は韓国に行ってはいけないと分かった。

 「辛くて食えたものではない」話のついでに、炎上中の日清食品の話を足す。
 日清食品はCMにアンミカさんを起用したが、これを契機に株価ががダダ下がりしたそうだ。ネットでは反発の声が満ち溢れている。前任タレントが、今や和風美女筆頭に立つ吉岡里帆さんだったから落差が激しい。
 ちなみに、吉岡さんは十数年前にカラオケのBGVに出ていたが、その時の美人ぶりで名を馳せた。肌のきれいさがひときわ目立ち、オヤジたちがカラオケを歌うのを止めて画面を観たほどだ。
 広告を考えたのは代理店だろうが、日清食品は韓流食材の味のどんべいを売り出したりしているから、実際、会社でも「韓推し」があったのだろう。
 メディアでは常時、「韓推し」が垂れ流されているし、スーパーやコンビニでもフェアが催されるが、実態はおそまつ。いつも注視しているが、現実に売れていたことはない。
 「たまには辛さ十倍カレーが食べたくなる」に類する購買意欲だろう。
 韓国人のアンミカさんを起用したのも、彼女が「通販の女王」に加えて、「韓推し」という背景があったことによる。
 だが、この人は「日本は世界の恥」だと公言する人だから、「韓推し」に乗れぬ人々の反感を買った。
 これが「株価下げ」と「自発的不買」に繋がっている。

 当方的には、米国のタレントに「この国は見てくれだけを重視する国」と指摘されることの方が「世界に晒す恥」だと思うが。
 でもま、アンミカさんは普通の韓国人だと思う。育って来た土壌がデタラメで、作り話が判断の基準になっている。
 これは仕方がなく、日本人としては「距離を置く」「関わらない」ことが肝要だ。
 日清食品だって、うかつに代理店の企画に乗り、韓国人に関わったばかりに、自発的不買まで叫ばれている。
 「たった一人」が、世間の風潮をがらっと変える。

 だが、これで日本での韓流食材の実力が測れる。
 ただの「韓推し」で「メディアが韓国資本から金を貰って垂れ流しているが、実際には全く売れていない」と判明するのか、あるいは「それなりに受け入れられている」のかがはっきりと結果に現れる。
 日清食品は「どん兵衛」だけを売っているわけではないので、社運が傾くことはないだろうが、マイナスのバイアスがかかることは確か。韓流好きが一定数いるのは確かだが、「アンチ韓流」はもっといると思う。

 ちなみに、韓国味のうどん?も売り出しているが、最悪のセッティングだと思う。もはやうどんではない。
 紅白歌合戦にデビューもしていない韓国人歌手を出すくらいのミスマッチだ。

 やや、日本ではこういうのが当たり前のように行われているぞ(w)。

 ちなみに、韓国窃盗団の被害に遭ったことがあるので、当方は嫌韓ではなく憎韓だ。差別意識どころではなく「早く滅びて欲しい」と願っている。そういう者としては、今回はかなり穏やかに書いた。
 ディングレイジさんの「韓国人は障害のある者を指を指して笑う」と言う言葉で総てが言い表されていると思う。人間としてあるべき姿からかけ離れている。

 半島の北と南はまさにソドムとゴモラだ。いずれ程なく神の鉄槌が下る。

 

追記)最近、「しょうがいしゃ」と打つと、「障碍者」と出て、「障害者」がなかなか出難くなった。

 二番目が「小会社」でその次が「紹介者」。
 おいおい。「差別は言葉自体の中にはなくて、それを使う人の心の中にある」んだよ。
 当方は内部障害者だが、現実にあらゆる意味で障害を感じながら生きている。
 それを「障碍者」なる言葉で覆い隠すのは、ただの偽善だと思う。
 障害者は自分を障害者として自覚している。けして障碍者じゃない。「差別してはいけない」というのは、あくまで「差別する側」の論理だ。こういう偽善ぶりには正直むかつく。
 たぶん、ディングレイジさんも同じで、口には出さぬが腹の中では煮えくり返っていると思う。