日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎年末ジャンボあれこれ

年末ジャンボあれこれ
 在日看護師のキム君が「ジャンボが当たったら、すぐに勤めを辞めます」と言っていた。
 正月に出勤していたので、「それなら五億円?は当たらなかったね」と言うと笑っていた。
 「ま、仮に当たっても、ひと月くらいは普通に働きますね」
 「心が広くなるだろうから、周囲が『コイツはどこかおかしい』と思うだろうね」
 で、ひとしきり、「当たった後」の対策を話した。
 まあ、そんな心配は不要だが、無駄話のネタくらいしないと、ただの寄付だけになってしまう。

 当方は、ジャンボくじは、ネットでバラ券を少しだけ買う。
 広い海で餌をつけずに釣り糸を垂らすのが宝くじだが、同じポイントに十枚投じようが千枚投じようが、確率はゼロのままだ。
 別々のポイントに針を仕掛けると、何かが引っ掛かる可能性がマイクロレベルで上がる。ま、高額当選の確率はやはりゼロのまま。
 百万円当たった人はたまにいるが、それより上の人の話は聞いたことが無い。ま、そもそも確率はゼロだし、当たった人が口外できるのも百万くらいまでだ。その先だと、人間関係が煩わしくなるから言わない。

 実際に「一枚ずつ」買うと、末尾数字もばらけるので、末等300円もなかなか当たらない。十枚購入程度だと当籤ゼロのことが多く、これまでの最高は末等が五枚。5/10だからかなりの高率だ。
 
 昨年末は終了日まで買うのを忘れて居り、最終日にジャンボとミニをバラ券で5枚ずつ買った。
 さっき結果を見たが、ジャンボが300円1枚で、ミニは3千円が1本当たっていた。これは珍しい。

 「バラ券を一枚ずつ」にすると、確率論が体感的に理解出来る。「十分の一」は「たまにある」が、「二十分の一」は「滅多に起きない」だ。統計の世界では、発生確率が5%以下だと、「偶然には概ね起きない」と見なす。3%で「殆ど起きない」、1%で「起きない」だ。