日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第441-1夜 戸棚から

◎ 夢の話 第441(1)夜 戸棚から

 日曜の朝10時40分ごろに観た夢です。
 前夜は夜通し起きており、眠りに就いたのが朝の9時頃でした。

 オレは居間のテレビの前で横になっている。
 頭は起きており、周囲の状況は分かるのだが、体は眠っている。
 オレの自意識が体から抜け出て、台所の方に向かおうとする。
 床の上15センチくらいの高さのところを這うように進んで行く。
 程なく台所の奥が視界に入った。
 「クククク」と音がして、シンクの下の収納扉が開く。
 「あれ?」

 すると、開いた収納から、ゆっくりと人の手が出て来る。
 「おいおい。あそには人が入るスペースはないぞ」
 オレは全身を固くする。(と言っても、体では無く、思考の中心部分での話だ。)
 視線を動かすことが出来ず、手を見詰め続ける。
 すると、その手は人差し指で何かを指差していた。
 「え。何だろ」
 指が差し示す方向に、目を向ける。
 一瞬にして周囲が替り、オレは2階の仕事部屋に移っていた。
 視線の先を辿ると、本棚に掛けられたホワイトボードに当たる。
 そのボードには「1,2」と書いてあった。
 「いったい、これは何の数字だよ」

 首を捻ると、再び元の台所に戻った。
 さっきいた場所から、再びシンク下の収納扉を眺める。
 手は無くなっていた。
 しかし、その空いた扉から、男が這い出して来る。
 背の高い男で、頭のてっぺんが少し剥げている。両脇の髪の毛が銀色の西洋人だ。
 男はまっすぐオレのことを見据えると、オレに近づいて来る。
 オレは恐れ戦き、一心に九字を切る。
 「まだオレのことを連れて行かないでくれ」
 幾度となく、繰り返し九字を切る。
 「この男。前はポーランド人だったんだな」
 そんな気がする。

 ここで覚醒。
 目が覚めて、すぐに願ったことは、「あれはいつも通り、馬券とかロトとか、オレをからかうための暗示であってくれ」ということです。
 「当たり」に限りなく近い、かすめるくらいの暗示なら、さしたる影響はありません。
 あれが、「1月2日」などの期限を指し示すものではありませんように。

 一応、念のために馬券を買いました(厄落とし)。
 「きわどく外れていてくれ」と願うのは珍しいです。
 午後になり、今日のG汽譟璽垢侶覯未鮓ると、着順は2─11です。
なるほど一桁の「1」を足してありました。
 良かった。「騙し」だということは、けして「余命宣告」ではないということです。