◎薩摩の白銅銭
左が白銅で、右が白銅質。
オークションに出そうと思い取り出したら、以前ほど白くありませんでした。
購入時には、いずれも真っ白だったのに、古色が付くとそれほど目立たなくなります。
画像では、普通品とほとんど変わりなく見えます。
薩摩銭は、元々錫味が強く白っぽいので、トラブルの元ですね。
出品は止めて、知人に差し上げることにします。
金属成分的には、「白銅」は黄色味を帯びて、テカリのある金質になると思いますが、貨幣収集家は「とにかく白いもの」のほうを好みます。
業者さんなら、上手に洗ってしまい、作りたての真っ白な状態に戻すと思いますね。