日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎危険な兆候

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◎危険の兆候
 20日の受診は夕方からの予定でしたが、昼頃から異常を感じ始めたので、早めに行くことにしました。
 症状はこれ。
 ・歯が痛くなる。ちなみに神経を抜いた歯です。
 ・鳩尾が重くなる。
 こういうのは典型的な狭心症の症状です。
 特記すべきは、病院で計測した血圧ですが、平常値でした。
 我々クラスの患者は、日に7つも8つも血管を拡げる薬を飲んでいますので、滅多に上がりません。
 困ったことに、異常が発生した時も薬のせいで上がらないので、血圧は目安になりません。

 早速、医師に症状を話しました。
 「今日は心臓の症状が出ました。歯も痛かったので、胃痛ではなく心臓です」
 医師は「そうです」ときっぱり。
 「そろそろですね。血管が塞がり始めたかもしれません。今後は警戒したほうがいいでしょう」
 すぐに検査の予約が入りました。
 しかし、3月に治療や手術を入れられるのは、最も不味い展開なので、少し足します。
 「ま、毎年、この時期はこうです。まだ立って歩けるので、良い方です」
 実際には、月に3度はニトロのお世話になっています。
 「次の症状が出たら、すぐに来ますので、その時はよろしくお願いします」
 
 その次の症状とはこれです。
 まずおさらいで、狭心症の自覚症状から。
1)歯が痛くなる
2)胸が重くなる。鳩尾の辺りで、二日酔いの朝の感じに似ています。嘔吐する人もいるから、本当にそっくり。
 しかし、5分程度で治まります。もちろん、治ったのではなく、静まっただけ。心臓はそういう臓器です。

 次の段階は、
3)喉の付け根が重苦しい。
4)脇の下が痛い。二の腕や脛が理由無く痛くなる(筋肉痛ではない)。

 最終段階が心不全です。
5)寝苦しく、やたら脂汗が出る。
6)胸の重さが5分を過ぎても治まらない。どんどん重くなり、立っていられなくなる。
7)手足が動かなくなる。
8)肺にも異常が出る。
 5)で、もはや心筋梗塞などに達しています。
 6)以降に達したら、40分以内に病院に着き、適切な治療を受けないと死にます。
 7)からだと、半数以上は助かりません。

 症状の出方は、人によって強弱があり、様々なので、まずは疑ぐってみることから。
 どの人も必ず経験する初期症状は、1)と2)、すなわち、「鳩尾が重く、同時に歯が痛くなる」です。
 急性だと、これを飛び越して次に行くので、「歯が痛くならないからまだ大丈夫」とはなりませんので、注意が必要です。
 いきなり5)や6)の人もいます。
 頭のどこかにあるかないかで、生死が分かれます。

 「既に患者」の数少ない利点は、医師や病院がすぐ近くにあることで、今日は初期症状から診察まで1時間もかかっていません。
 でも、やはり当分は気を抜くことが出来ません。
 半年前に想像した内容と、ピッタリ合うような展開になっています。

追記)
 医師は「痛みを感じる箇所は、異常が起きている部位による」と言うと思いますが、体感的には違います。起きやすい部位や起きる速さが違うので、こういう流れだと思っていたほうが無難です。早く対応出来ます。