日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎一日に二度(459、460)

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11月29日撮影

◎一日に二度(459、460)

 週末は混雑するので、金曜のうちに神社に行くことにした。

 常に自分の状態をチェックする必要があるためだが、この神社は強力なので、かなり助けられている。私は「変わり者」なので、迷惑が掛からぬように名称を伏せるが、まあ見れば分ると思う。

 神社の境内で、二歳くらいの女児が走り寄って来て、「じいちゃん」「じいちゃん」と声を掛けて来た。私くらいの年恰好では「じいちゃん」に間違いないが、母親らしき姿が見当たらない。

 「お母さんはどこなの?」と訊ねても、まだ返事が出来る齢ではない。

 周囲を見渡すと、三十㍍くらい離れたところで、数人が立ち話をしていた。

 境内だから子どもを離していた模様。でも、ここは祈祷のため車が割と入って来るから気を付ける必要がある。

 女児に触れた瞬間に「不審者」になる可能性があるから、女児が母親の側に戻るまで、離れて見守った。

 

 神殿にて拝礼をしたが、やはりこの地は強力だった。画像的には、まだ午前中ということもあり不鮮明だが、いくつか確認は出来る。

 ま、こんなもんでしょ。

 それから、某湖に向かうことにした。

 新しく「猫わらし」が加わり、私、御堂さま(巫女さま改め)、トラと、メンバーが揃って来たから、大概のケースに対応出来ると思ったのだ。

 なお、白い着物姿の旧「巫女さま」は、最初に現われたのが御堂観音からだから、「御堂さま」と呼ぶことにした。「観音さま」の方が分かり良いのだが、一般名称でもあるからこちらに。

 

 某湖では護岸工事のため、水が濁っている。

 ピンポイントで「微妙な場所」を作り変えているので、変化が生じている筈だが、まだ「進入禁止」の看板が掛かっていた。

 そこで手前で少し休憩し、帰ることにしたのだが、もう一度神社に参拝する必要が生じてしまった。

 簡単に言えば、「後部座席に乗られた」ためだ。

 私本人に乗ればよいのに、車の方に乗ったら、そのまま放置すると、ずっと乗っていることになる。こういうのは早いうちに強い霊場に行き、放す必要がある。

 後ろを向いて撮影したら、たぶん、ばっちりと写ると思うが、気色の良い話ではないので撮影は止めた。気配を感じ、僅かにミラーでチラ見する程度で十分だ。

 私は敵ではないので、微笑んでくれたりもするのだが、あの世の住人は、笑うと一層気色悪い表情になる。

 ある意味気の毒だが、この世とあの世はプラスマイナスの関係だから、仕方が無い。

 そういう意味では「相容れない」のだが、しかし、両方揃ってワンセットになっている。

 プラスにマイナスを添えないと、永久にゼロにはならず、リセット出来なくなる。

 「死ぬと終わり」だと思っている人は多いが、死んでも全然終わりにはならない。

 幽霊の段階を経て、自我を解放することが出来た時が一応の締め括りだ。

 「この世」のツケは「あの世」で払うから、悪事を働けば相応の苦痛が待っているし、現世で様々な恩恵を得た人も、その分のツケを払う。この世の幸せ(現世利益)にも対価は必要だ。後者の方は知らない人がほとんどだろうが、結構重い。

 自身の成功が「払った努力よりも多い」気がする人は要注意だろう。悪事となんら変わりない「ツケ」が生まれている。

 

 さて、そこから再び神社に戻り参拝した。

 連れて来た者に向かって「他の者に倣って拘りを捨て、自我を解放するとよい」と告げたが、果たして届いたかどうか。

 そういう心の準備が出来るのは、そう簡単ではない。

 画像が乱れていたが、やはり護岸工事の影響だろうと思う。

 

 トラと「猫わらし」はいずれ同化すると思うが、今の状況はちょうど四人だから「桃太郎」か「西遊記」のメンバー構成になっている。

 「じゃあ、とりあえず俺は誰になるんだろ」

 「桃太郎」なら「雉」だろうな。上から見渡すことが出来る。

 ここでハッと気付く。

 「おいおい。沙悟浄とか猪八戒は勘弁してくれよ」

 思わず苦笑いを漏らした。