◎俺の番が来た
家人が小学校勤務なので、そのルートで感染することはあるだろうな。
そう思っていた。
その家人が今週は熱を出して仕事を休んでいる。
本人は持病の「気管支喘息だ」と言って病院に行かない。
だが、水曜になり、当方も喉が痛くなって来た。
まだ熱は出ていない。
木曜に病院に行った時も朝は平熱だった。
ところが十時頃から急に熱が上がり、三十九度になった。
すぐに医師が呼ばれ、インフルとコロナの検査を受けた。
結果が十分で出て、コロナが陽性だった。
えらく頭が痛く、全身の節々にも痛みが走る。
十一時頃には意識が飛んで、次に目覚めたのは夕方だった。
目覚めてくれただけ有難い。
亡くなる人は意識を失って一時間くらいで亡くなってしまう。
今は五類で、インフルと同じ扱いだから、夕方には家に帰って来た。
しばらくは自宅隔離になる。
既往症のある者は三日目くらいから重症化するから、本番はこれからか。
家人はしきりに「お父さんはワクチンを一回余分に受けているから症状が軽いけど、私は大変だ」と言う。
コイツ。何言ってんの?
俺にコロナをうつしたのはお前なんだよ(怒)。
それもマスクもせずに家の中でゲホゲホやりやがって。
ダンナが陽性だと分かったので、さすがに家人も病院に行き、薬を貰って来たようだ。
とにかく頭痛が酷い。
せっかく十日ほど時間を貰えたと思ったが、コロナの治療に消費させられる。