日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎目くらまし

目くらまし
 政治資金がどうの、松本事件がどうのなどは正直どうでもよい。
 ひとは「内輪しか分からない」不正は必ずやる生き物だ。
 政治資金パーティの売り上げだって、計上するまでは担当者しか金額を知らない。要はこれが世に出たのは、そのお金の流れを知る者が情報を渡したということで、ある意味裏切りだ。
 岸田氏の言う通り、「たまたま不記載」だったなら、数千万規模の金が余っていた筈で、これを会計担当者が知らぬわけがないから、その年の会計年度末には現金と帳簿とのずれが分かる。そこで直さぬのは故意ということ。その時点で会計担当者が余り金を懐に入れても分からなかったことになる。
 安倍さんの嘘は、嘘と分かっていても否定できぬ性質だったが、岸田氏のはまるっきりの嘘だ。
 だが、自民党内の派閥に限らず、他党でも似たようなものだろう。「ばれない」と思われる不正は必ずやる。
 サラリーマンだって、出張旅費のごまかしくらいは誰でもやっている。交通費・宿泊費を貰いながら、実際には親戚や友達の家に泊めて貰ったりする。こういうのは実費支給を簡便化するために事前前払いにするのだが、領収書が要らないことが多い。
 他の手段を使うと実際には詐取であり不正だ。
 原則的に「ばれない」=「やっている」だ。
 議席を損なわぬように「派閥解消」とか言い出すわけだが、馬鹿な話。不正を行っているのは政治家個人で、派閥はただの枠組みだ。
 「埼玉県民が不正を行ったから、埼玉県をなくしましょう」と言っているようなもので、人とやり方が変わらぬ限り何も変わらない。変えるのは「派閥」ではなく、「国会」「議員」で、これを全部取り換えて初めて変化が生じる。

 平国民にとっては、物価がどんどん上がり、一部輸出産業は大儲かりに儲かっている一方で、まったく給料や報酬が上がらぬ者もいる。生活は苦しくなるばかりだから、こんな政治資金の話より、生活問題や老後の話を先にしろよな。
 どんどん目途が立たなくなって行く。

 だが、こういうのは全部「目くらまし」という見方もある。
 どうでもよい「政治資金」問題はやメディア・ネットの目玉である「松本事件」などは、今現在進行しつつあり、かつもっと日本社会を揺るがすような問題を隠すための操作だという話だ。
 既に、関東・東海道に「地震の前兆」が出ているというが、これに関連した話なのか、あるいはいわゆる陰謀論の類なのかはまだ分からない。

 今年には大災害が起きて、数千万人規模で人命が失われるということを唱える者もいる。その規模なら、事前に告知しも意味がないし、パニックを引き起こすだけ。なら運を天に任せよってことか。
 予言者の「ババ・ヴァンガの娘」などは「8千万人が死ぬ」と言っていた。
 もちろん、こちらは「たかがバーサン一人の予言」に過ぎない。

 当方には既に「お知らせ」が来たので、3月から9月の間に死ぬ可能性が高い。別にそれはそれで構わぬが、それが当方一人ではない場合もあるわけなので、出来得る限り状況を調べるつもりではある。妻子には悪影響が小さくあって欲しいので。

 

 

追記)今日19日のニュースを観たが、1分の間に岸田氏は「検討中」を6回言っていた。役所的には「検討中」は「当面何もしません」と言う意味だから、「目くらまし解散」が先になるかもしれん。
 さすがに岸田氏を交代させるには、選挙で負けるのが一番なので、このタイミングで解散するのは良いと思う。
 自民党以外に勝って欲しいが、「立民や共産ではない政党」となると選択肢がさらに厳しい。
 いっそのこと、「派閥解消」ではなく選挙ポスターに「派閥名を入れる」ことにしたほうが分かりやすい。

 幾人かの占い師や予想家・予言者もどきが「24年には女性首相」と言うが、そんなのは誰でも想像がつく。
 岸田氏でも、「河野陣営の敵失」があり総理になれたのだから、無派閥の高市氏にとっては大チャンスだ。派閥から候補を出せぬ雰囲気になっているのが追い風だ。

 単勝で勝負するなら高市一点勝負だ。バクチ打ちならだれでもそうする。

 予言者や未来人ではなく、ただのバクチ打ちでも簡単に分かる理屈だ。

 米国に先んじて、日本は女性首相を出す。