◎空になんか飛んでた
小鹿野の旅館で、「少女」の存在を感じ取ってから、あれほど毎日悩まされていた悪夢から解放された。
それまでは常に「眠ると悪夢が始まる」状態だった。
そもそも今回は、家族は氷柱見物、私はこの旅館を訪れるのが目的だった。
この旅館では「巫女」や「お稚児さん」の姿が画像に残ったことがあるが、巫女さまは明らかに私サイドの味方だから、目下の苦境から脱するためには、「心の支えが必要だ」と思ったのだ。
これまでの巫女さまとお稚児さんの姿を見ることは無かったが、ほぼ透明の「少女」を確認することが出来た。
帰路には、それまで数日苦しんでいた下り腹が治り始めたし、その夜から悪夢を観なくなった。
なお、この地は埼玉屈指の「霊場」で、温泉に浸っていると「いない筈の人声」が聞こえたりする。
何時も窓ガラスに自分を映し、それを撮影するのだが、拠点は背後の森の中だろうと思う。
別の地でも経験があるが、森の中を複数の人影がうろついている。(正確には「ぐるぐると回っている」。)
今回、「必ず他にもしるしが出ている筈」と考え、画像を見直したのだが、まったく別のものを発見した。
ここには人影まで実体化した姿はないのだが、森の中には沢山の視線がある。
これを拡大して行ったら、奇妙なものを発見した。
上空、四五十メートルのところに何か浮かんでいる。
円盤型で、見た目はまるで街灯のよう。
だが街灯にしては位置が高すぎるし、支柱もない。
逆にここだけ室内の天井灯が見えたのかとも思ったが、きちんと木々の前に出ていた。
おまけに左から右に動いていたらしく、空気(湿気)の筋が流れている。
とりあえず、現状では未確認飛行物体だと思う。
なお、宇宙人に関連したものとは言わぬので念の為。
あくまで「空に浮いている正体の分らぬもの」で、その範囲では疑いないと思う。
ちなみに、やはりこの森は薄気味悪い。
いわゆるスポットなどに行くよりも、この森に入る方がリスクが高い。幽霊は出るわ、熊も出る。
しかし照明器具そっくり。
ドローンかもしれん。偵察気球を流す国が現実にある。そこは四千年のくだらない歴史を持つ。
ちなみに「少女」の方はこうなっている。