日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

作品予告  早坂昇龍 『北奥三国物語 鬼灯の城』

盛岡タイムス 平成28年12月より連載開始
早坂昇龍 『北奥三国物語 鬼灯の城』 概要 
          (※「鬼灯」は「ほおずき」と読む)

時は天正末期。釜沢の小笠原重清は、九戸一揆に際し、九戸三戸のいずれの側にも参陣しなかった。戦争終結後、三戸南部に接収されようとすると、重清は突如として叛意を表し、交戦するに至った。このとき、重清は何を考え、決断したか。
本作はこの経緯を描くものである。
中編全5章程度。

『北奥三国物語』は、戦国末期から江戸初期に至る過程で、三戸・八戸・九戸で生じた事件に関わる物語集。十編程度の短中編で構成する予定である。
・九戸戦後記
・北十左衛門の記、その他

筆者コメント:
この話は 『マクベス』を念頭に置き、あれが戦国の北奥で展開されたら・・・、という発想から書かれたものです。
このため、展開はもの凄く面白いです。基盤がシェークスピアですから、当たり前ではあります。

「ドラマの神様」はシェークスピアで、物語を詰めて行くと、次第にシェークスピア作品に似て来ます。
それなら、最大限の敬意を示し、基本ラインを踏襲するものとしました。