日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎九戸神社

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◎九戸神社
 九戸神社は、九戸家が守り神としたところで、北斗妙見を祀っている。
 ごく小さな神社だが、参拝客が多く、いつ訪れても十人以上の人とすれ違う。
 戦国末期のみちのくは屈従と屈辱の歴史だから、最後まで抵抗した九戸政実を好く人がかなりいる。
 南部家が藩史を作文したり、また戯作者が羽柴秀吉のことを作り話で美化したりしても、そこに虚偽の匂いを感じ取れる人が沢山いるということだ。
 ま、今も『太閤記』という物語を史実だと勘違いしている「めでたい」人の方がはるかに多いわけだが。
 「秀吉が好き」というオヤジ世代は沢山居る。
 それを聞くと、反射的に「この人はきっと『水戸黄門』も好きだろうな」と思う。

 「人間には表と裏があるんだよ」(T元先生の有難いお言葉)

 文字で書かれたことが「本当とは限らない」どころか、事実を隠すために大半が粉飾されている。
 ところが、人はきれいに飾られた嘘の方を信じたがる。

 となると、私のような者の役割は確実に「ある」ということだ。
 作り話には作り話で対抗しよう。
 ここにはいつ訪れても、一瞬で心が晴れる。自分は「同じ陣営」だという自覚・確信があるからだろう。