◎料金所はハイリスク
20年間、所沢と練馬を車で往復していたのですが、休日の夕方に新座料金所を通る時には、もの凄く緊張しました。
もちろん、上り車線のことです。
山梨長野や北陸に遊びに行き、首都圏に戻って来る車は、ほぼ総てこの料金所を通るのですが、料金所に近付く頃が疲れのピークになります。
そこで、「新座料金所」の看板を見て、「ようやく着いた」と安心した瞬間に、すっと眠りに落ちてしまうらしい。
すると、車はそのまま料金所に突っ込みます。
このため、前の車に追突したり、料金所に激突するといった事故がやたら起きました。
暗くなった頃が一番怖くて、夕方の7時8時にここを通る時には、いつもバックミラーで後ろを確認しました。
なるべく直進レーンに入らないというのも大切です。
料金所の手前が、まるで新幹線の鼻面みたいなかたちをしているのは、車が突っ込んでも、職員のいるボックスに当たらないためですね。
突っ込んだ車は横転しますが、車体自体は通行車線に戻ります。
毎年、1、2度は料金所での事故を目撃しました。
運転手が眠っているので、一切ブレーキを踏まず、前の車に激突したり、『西武警察』みたいに宙を舞ったりしました。
料金所でお金のやりとりをする職員は、概ね公務員の二次就職らしいのですが、「あれも命懸けだ」と思いました。
ハイウエイパトロールのリスクと大差ないです。