◎お盆なのにお祭り騒ぎ
渋谷やソウルの狂騒状態を見た家人の感想はこう。
「ハロウィーンは日本で言えば『お盆』なのに、誰一人として本来の主旨を理解していない」
ちなみに家人は外国籍でカトリック教徒だ。
子どもたちがお化けに扮装するのは、亡くなった祖父母が家に戻って来て暫く過ごし、いざお墓に帰って行こうとする時に、「孫を連れ去らないようにするため」なそうだ。
ラテン系の国で、死者の弔いのために山車を出して道を練り歩く祭りがあるが、死者をそっちのけに生きている者が騒ぐ例は無いそうだ。カーニバルとは違う。
さっきテレ朝のワイドショーを数分だけ観たが、ソウルの事故について「こういうことがあったからといて、こういう集まりを無下に否定するのは文化を否定することだ」みたいなことを言っていた。
ええええ?
そもそもこのバカ騒ぎは、ハロウィーンという宗教行事であり文化を全否定しているのですが。
成人式でバカ騒ぎをする若者については「やめろ」と言うのに、こういうのは構わんのか?
「自由」や「文化」の意味をはき違えていると思う。
まずはハロウィーンがどういうものだったかを伝えることからだろ。
お盆の時にお墓の近くでバカ騒ぎをやられたら、私は木刀を持ってそこに行くと思う。
テレ朝のワイドショーって、最近はコメンテイターが若い人で、明らかに若い人を意識した番組制作を志向していると思うが、若い人はテレビなど観ない。午前中にテレビを点けるのは高齢者で、若い人を代表する「当り障りのない意見」など、高齢者にとっては何の薬にも毒にもならない。
正直、「こんな一面的な薄っぺらな意見を聞かされても」と思う。
玉川さんや青木センセーみたいな「生半可な毒」の方がよっぽどましだ。
堂々と「半可通のお前など早くタヒね」と叫べる。
ところで、我がちに後先考えずに行動し、先のことなど一切見ぬのは、あの国の人の国民性だと思う。実はそんな半島人に日本人も幾らか似た性癖があるから、「他山の石」では済まない。
それこそ成人式のバカ騒ぎを見れば否定は出来まい。
ま、あちらの性癖は永久に改善されぬとは思う。
日本人の若者がわざわざソウルに出掛かて行き、そこで被害に遭っているわけだが、あちらは「関わった者の総てが不幸になる『闇の穴』」だと思う。近寄ったらダメだ。
亡くなられた若者のご冥福をお祈りします。