日刊早坂ノボル新聞

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◎中国の「処理水云々」はヤクザ者の手口

◎中国の「処理水云々」はヤクザ者の手口
 ヤクザ者は正義を掲げて、「しくじりの覚えのある者」を脅す。
 加害者と被害者の間に「俺が間に入って調停してやる」と入り、示談金を取り次ぐ時に、その多くをピンハネするのが手口のひとつだ。

 分かりやすい事例を挙げると、慰安婦協定の時に韓国政府が使った手口がこれだ。
 「被害者」が自称慰安婦、「責任を負うべき者」が日本政府と構図を決めた上で、自分が調停者として間に入る。実際には政府は国民を代表する立場だから、自称慰安婦の代行者・代弁者であって本人と変わりない。
 それは「金を貰うまで」の話で、自称慰安婦には人を介して「合意するな」「金を受け取るな」と指示した。その上、「当事者が納得していない」からと協定を反故にしようとした。
 もちろん、十億の半分はそのまま受け取って政権の誰かがポッケナイナイする。こんなのは織り込み済みで、かつて日韓条約の時に使って成功した手口だ。日本政府が補償金を直接支払おうとするのを韓国政府が「こちらでやります」と断って、実際には払わなかった。それから五十年も経ってから「貰っていない」と言う訴訟が起きると、責任を日本政府に転化した。

 こういうのが典型的なヤクザ者の手口で、武器は「正義」や「人権」だ。こういう「誰もが正しいと認めること」を掲げることで、自分が関わる正統性を主張し、その流れの中で歩銭を手に入れる。ヤクザの場合、半分をポッポに入れることがある。
 このため、ヤクザ者同士の会話では、「正義」とか「人道」に関する話題がやたら多い。
 数年間ほど、組長さんたちと麻雀を打っていた時期があるが、先方の話題で割合多かったのが「ひととして何が正しいあり方か」という話だった。これは正々堂々とトラブルの間に入り込む武器だから当たり前だ。(こういうのを直接見ていると、ヤクザ小説や映画のあの立ち居振る舞いが、全部ウソッパチで、知らぬ者が描いた絵空事だと分かる。)
 ちなみに、パヨも同じ手法を使うがヘタクソだ。
 論理を練っていないので、誰もが「おかしい」と感じる。
 日曜朝のTBSとか、最近では平日のテレ朝を観ると、パーヤクザもどきが何かを語っている(w)。

 中国政府が「処理水」云々と騒ぐのは、日本の失点を指摘して、頭を押さえつけよう(従わせよう)というヤクザの手口だ。
 ヤクザとの正しい付き合い方は、「間に線を引いて、双方が自分の領域を侵さぬ」と約束する・させることだ。
 もちろん、失点を作ってしまうとその了解は崩れる。
 中国政府は日本の処理水放出を「こいつらの失点になりうる」と捉え、国内喧伝に利用している。
 ところが、現実には、中国の原発はなんら処理しない文字通りの汚染水を垂れ流している。処理してトリチウム以外を除去するに福島処理水とは、根本的に違う。
 ちなみに、この意味でメディア、政治家で「汚染水」と言う言葉を使うのは、ヤクザ者の本質が分かっていない政治素人だということだ。
 こんなのは、同じ土俵で相手の失点を指摘すれば事足りるし、掲げているのが「正義」もどきだから、自分が正義にもとる時にはぐうの音も出ない。

 鄧小平は「2030年には日本は中国の一部になる」と公言していた。中国はこれから、南・西沙諸島でやって来たことを、台湾や日本に対して展開する。
 こういうのには、正義を掲げて打倒するしか対処法は無い。

 岸田総理がすべき正しい対処法はこれ。
1)中国の原発について、汚染水をどのように処分しているかを公開しろと要求する。「それを見て、福島のあり方を再検討する」として放置。
2)原潜がどうなったのかを説明しろと要求する。沈没してんじゃねーの?

 これらの基本は「正義の旗の下に要求する」ことだ。

 岸田総理は二階氏を特使として中国に派遣する意向らしい。
 世間知らずと言うか、人間(じんかん)で揉まれていないと言うか、中国にとっては格好のカモだ。朝見外交そのもので、そういうのは韓国みたいな属国のすることだ。
 中国政府は日本を押さえ、自国民の目をそらそうと考えているので、説明したって理解などしない。まして国民は情報統制によって嘘を信じ込まされている。ま、大半は元より無知蒙昧の人たちだ。

 我らの総理大臣さまには、指導力がまるでない。
 早く別の者に交替しろ。もちろん、現野党と政権交代しろという意味ではない。野党はパヨヤクザのチンピラ級でしかなく、ヴィジョンがまるでない。ただ現状批判だけを口にする政治家やメディアは国を害するだけ。