◎夢の話 第551夜 黒い影
29日の午前5時に観た夢です。
瞼を開くと、オレはどこか暗い部屋のソファで横になっていた。
「オレ」が誰かは分からない。
ゆっくりと体を起こす。
すると、薄暗がりの中、向かい側の椅子に誰かが座っているのが見えた。
その相手は影だけで、どういうヤツかは分からない。
その影が口を開いた。
「おい。お前の心臓はどこにあるんだよ」
質問の意味が分からない。
人間なら心臓の位置は決まっている。
だが、それはそいつが人間なら、の話だ。
(コイツ。一体何者だよ。)
オレはそいつを見極めようと、目を凝らす。
人ではないのではないかと思ったのだ。
胸がドキドキと高鳴る。
すると、オレの後ろから声が響いた。
「見いつけた」
すかさずオレの背後から腕が伸びて、オレの左胸を鷲掴みにした。
前のヤツだけでなく、もう一人がオレの後ろにいたのだった。
ここで覚醒。
疲労の影響で、心臓に不調が生じているようです。
それが夢に現れた、という現実夢だろうと思います。