日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎あの世が近くなった者に共通すること

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◎あの世が近くなった者に共通すること
 父(認知症)や私(持病有)に起きていること、また親戚の故金太郎さんに起きたことでの共通点はこれです。
(1)加齢が進んでいる。もしくは重病の状態。

(2)「この世ならぬもの」を見る
 「この世ならぬ者」とは、多く死神や悪霊です。
 この場合、「何故見えるのか」という説明には、まったく意味がありません。
 今、まさに溺れている者に、「何故溺れるのか」を説明しようとするのと同じです。
 当人にとっては現実そのもの。
 映画や小説で語られるものとはまったく違います。

 既に亡くなった叔父2人については、その手の話を聞いたことはありませんが、あまり口外しない性質の話ですので、ただ単に言わないだけかもしれません。いずれ親族に聞いておきます。
 事故や急病などで急死する場合は、この手のをほとんど見ずに亡くなられるだろうと思います。
 以上は、これまで何度も書いているので詳細は省略します。
 
(3)突発的に、怒りが湧き上がる。
 ある瞬間に怒りが沸いて、自分でも止められない。理由の大小は関係ありません。
 数日前、県立図書館を訪れた際に、エレベーターに乗っていたら、後ろの方で「コノヤロ!」と怒鳴る人がいました。振り返ると、十数メートル上の方にジーサンがいて、そのジーサンが誰もいない空中に向かって叫んだ模様。
 近くには誰もいなかったのですが、少し離れたところにいたご婦人たちが、さあっと離れていきました。
 私は「今のは誰に言ったんだよ」と質そうと思ったのですが、その日の朝に母に言われたことを思い出し、そこで止めました。
 認知症が進むと、怒りっぽくなるだけでなく、粗暴になったりします。
 母は「ボケた年寄りは声を掛けると暴れたりするので、無視するのがよい」と言ったのです。
 年寄りが殴り掛かってきた時に、殴り返したりすると、相手は体が弱くなっているので、簡単に倒れ、大きな怪我をする。その瞬間に、こちらが「犯人」になってしまいます。
 たまに「道を歩いていた年寄りが、口論の末に道路に倒されて死ぬ」という事件がありますが、あれは発端が年寄り側のことが多いそうです。言い掛かりを付けられた方が、ちょっとこづくと、ごろんと道路に倒れて頭を打ち、そのまま死んでしまうとのこと。
 その瞬間、殺人犯になってしまいます。

(4)説明の出来ないことが起きる
 当家では7、8年前から、冬季の深夜に玄関の扉を叩く者がいます。
 家族も聞いているので、空耳や妄想の類ではないと思います。
 先月、玄関の前に自動点灯のライトを置いたのです(動きに反応して点灯する)。
 その後ひと月近くの間は、ノックの音が聞こえないのですが、たまに夜中にそのライトが点いています。道路まで7辰らいありますので、通行人に反応したわけではありません。
 まだあると思いますが、その都度記録を取って行くつもりです。
 
 ところで、今日は病院で治療を受け、玄関まで下がったら、そこで歩けなくなり、改めて病室に戻されました。血圧は正常範囲でしたので、貧血ではなさそう。
 脂汗が大量に出たので、心不全だろうとは思います。
 心不全は一時的なものであれば20分から1時間で収まります。
 収まった後は検査しても出なくなりますので、1時間ほどベッドで寝て、そのまま帰宅しました。
 この4、5日の状況は今日の伏線だったかと、改めて思い為しました。

 結局、異変の多くは「あの世が近くなった時に起きる」です。
 これから何が起きて、自分がどう変わって行くかを考えると、少し怖ろしい気がします。