日刊早坂ノボル新聞

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◎報道管制が入った瞬間?

◎報道管制が入った瞬間?

 3月10日午後5時半頃からの籠池氏の記者会見を観ていて驚いた。
 もちろん、籠池氏の話す内容ではない。
 氏の話は予想通り、学校開設を断念したことへの「恨み節」だ。
 「こうなったのは、メディアの過熱報道のおかげ」等、冒頭から心情の吐露が続いた。

 昨日のHP動画では、稲田大臣とか、安倍総理らしき人への恨みも呟いていたが、この日はなし。
 「政治家に働きかけたことはない」
 「総理や総理夫人に便宜を図ってもらったことはない」
 これは、これまでとはかなりトーンが違うから、要するに、「圧力が掛かった」ことを意味する。ほぼ実証されたといってよい。
 ところが、籠池氏は自分の思ったことをそのまま話すタイプだ。
 「二二六事件の時には国を憂う青年将校の気持ちをつぶして・・・」と吐露した(言葉は短く意訳したもの)。
 この場合、籠池氏は、自らを青年将校に例えたのは言うまでもない。

 これにはさすがに驚いた。
 「おいおい。この人は、政府から圧力(弾圧)がかかったから俺はこうなった、と言ってるぞ」
 昨夜のうちに、まともに圧力が掛けられたということだ。
 この人物は、さすが「何を言うか予測できない」典型的なキャラクターだ。

 ところが、このタイミングで、臨時ニュースが入った。
 これはテレ朝とTBS。他の局はそもそも籠池氏の会見の実況中継をしていない。
 「南スーダンからの撤退に関し、総理が会見します」
 おいおい。このタイミングでかい!!!!!!!!!
 これって、どうみても「籠池会見つぶし」だよ!!!!!!!!
 
 いやはや怖ろしい。
 陰謀論は「娯楽のひとつ」だと思っていたが、まさかこの事件に政府や政治家がかかわっているのが事実だとは。
 「本物の悪玉」が暗躍していることがこれで証明された。