日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎スーパーで

◎スーパーで
 たまに、パートのお母さんがぼーっとしている時があります。
 寿司や刺身は、平置きにする必要がありますが、他の品を入れるとどうしても縦に入れなければ入らないようにレジ袋を渡して来る人がいます。
 専用の袋があるのだから、先にそれを渡せば良いのですが、何か考え事をしているわけです。
 ま、昨日は機嫌が良かったので、「寿司用に袋をください」と言いましたが、機嫌が悪ければ「どうやって入れるわけ?」とごねてしまいます。

 かと言えば、抜群に整理上手なお母さんもいます。
 品物を一瞥して、レジ袋をさっと1枚だけ渡して来ます。
 「これで入るのかよ?」
 ところが、入れてみると、確かにきっちりその1枚で入ります。
 よくこれがきっちり入ると瞬時に分かるもんだ。そう感心してしまいます。
 ただし1個で済むのですが、袋自体はパンパンです。持ち難い。

 先日の氷柱見物の帰りに、ある地域スーパーに寄ったのです。
 すると、その店の中はエアコンが効いておらず、外の冷気と冷蔵庫の冷えがあいまって寒いこと寒いこと。
 歯がカチカチ言うほどで、山奥の氷柱の近くよりずっと寒い。
 「これじゃあ、魚を切っている人や野菜冷蔵庫の前で作業している人は参るよな.。身がもたない 」
 妻とそんな話をしていると、裏から人が出て来ました。
 裏方の女性は「エスキモーかよ」というくらい服を着込んでいました。そりゃそうだ。
 作業場には冷暖房を入れることはないのですが、客が出入りする方は空調が入る筈で、これを調節すると、裏方の方もいくらか楽です。

 人の姿を観察して、あれこれ想像するのが趣味であり、仕事のひとつですが、人がたくさん出入りするところは、何かと面白いです。