日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎夢の話 第670夜 電車

◎夢の話 第670夜 電車
 6日の夜11時に観た夢です。

 我に返ると、電車の中に座っていた。
 隣には、連れらしき男が1人。妻たちは少し離れた場所に座っている。
 身振りで妻に合図を送る。
 「次の駅で乗り換えるんだよ」
 ホームが近付き、皆で下りる。

 「乗り換えは、隣のプラットホームだからね。俺はお茶でも買って行く」
 すると、隣の男も俺と一緒に隣のホームに向かって歩き始める。
 こいつ。誰だっけな。思い出せない。
 お茶を買い、乗り換えのホームへの階段を上った。
 妻たちはどこにい行ったか、姿を見つけることが出来ない。

 電車が入って来る。
 「ひとまず行き先は同じなんだから、コイツに乗ろう」
 電車に乗り込む。
 ドアが閉まった後、外を見ると、駅名の書かれた看板があった。
 「恵比寿谷」と書いてある。
 「イケネ。あそこはホームの端っこで、別の路線の乗り換え口になるんだった」
 ホームの中央が別の鉄道会社の「恵比寿川」で、先のほうが「恵比寿谷」になっている。

 「不味いね。次の駅で降りて、またあそこに戻らねば」
 ガタンゴトンと列車が揺れる。
 列車に揺られながら、俺は「もう二度と妻たちには会えない」ような気がした。
 ここで覚醒。

 不味い夢だ。また一歩、「あの世」に近付いた気がする。
 俺の隣に座っていたのは、最初は息子のような気もしたのだが、まったく別だ。
 そいつは、俺の「お迎え」で、俺をどこかに連れて行こうとしているのだ。
 してみると、昨夜、うちの玄関の前に来ていたのは、お袋ではなく、こいつだったらしい。
 この局面を、どうやって凌ぐのか。
 布団の上に座って、あれこれ対策を考えたのだが、まだ見つかっていない。
 これからも瀬戸際が続く。