◎夢の話 第697夜 母を守る手立て
6日の午前2時に見た夢です。
「セージは匂いが強いから片付けてちょうだい」
母はそう言うと、布団に横になった。
「これは不味い。母の命が残り少なくなっている」
体が元気なうちはセージの匂いが気にならないし、魔除けになる。
ところが死期が迫ると、それまでとは逆に嫌うようになる。
もはや、あちら側の存在になりつつあるためだ。
「こうなると、母はふた月もたないかもしれん」
何かそれを少しでも停める方法はないものか。
母の床の前に座り、その手立てを考え続ける。
延々と考えている間に、ゆっくりと覚醒。
経過の詳述はしなかったのですが、必死で「1日でも長く居て貰おう」と考えていました。
こういう悪夢もあるのですね。
母はこの時からひと月藩くらいで亡くなりました。
医療の手が及ばなくなったら、そこからは私の持分なのに、まだはっきりとは見えていません。
早いとこ、謎を突き止めないと、自分や自分の愛するひとたちがおつりを遺したまま旅立ってしまいます。
やりようによっては、おそらく少なくとも3ヶ月から半年は余命を伸ばせると思うし、人によっては何年間か「死出の旅路」を回避出来る可能性があります。
死を見据えてからの時間は貴重かつ重要だと思います。