◎平日の午後は早く終わる?
ニュースを観ていると、「神川町の梨農家が盗難の被害に遭っている」という事件を報道していた。
「せっかく育てた梨を盗まれるんじゃあ、いかにも可哀そうだ。ここは当家でも、かっぱらいに・・・ではなくて、応援しに行こう」
この日、家人は夏休みで「どこかに連れて行け」と言われていたのでちょうどよい。
そこで見物がてら、農家から直接、梨を買いに行くことにした。
農家の小父さんに話を聞けば、梨だけでなく「新しい蘊蓄」を分けてくれるかもしれない。
当家から神川町までは、50キロから60キロ。高速を使えば一時間だが、それでは面白くない。
下を走り、街並みがどうなっているのかを見物することにした。渋滞がなければ2時間で行けるし、何か所か「今」を確かめたい場所がある。
結論を先に書くと、この日、梨は買えなかった。
現地に着いたのは午後二時を回っていたが、どこを見ても「本日売り切れ」の紙が貼ってある。
「そもそも平日はやっていないのか、あるいは客数が少ないから、少ししか売らず、昼には終わってしまうのか」
ま、通常の流通ルートに乗せるのが、商売の筋だ。
ここには、今では「絶滅危惧種」の「昔ながらの古道具屋」があり、私はそっちも当て込んでいたのだが、こちらも休みだった。
「それなら、また日曜の早朝に来て、梨を買おうか」
もう一度出直すことにした。
帰路は渋滞があり、かなり長くかかった。
最近、車で出掛けていなかったので、かなり疲れたのだが、やはりあれこれ見て回るのは楽しい。
足のケガがまだ治らないので、今は専ら車移動だが、運転自体は嫌いではない。
最後にこれはきちんと書く。
地方経済がかなり厳しいのは、もはや何年も前からのことだが、コロナ以後、さらに痛めつけられている業種もあるようで、かなりの店が閉まっていた。
駐車場が「草ぼうぼう」の店がだいぶ増えた。
やはり飲食店はしんどいようだ。
こういう時は、もし従前と収入があまり変わらないなら、積極的に遣うべきだ。
極力、「金を回す」ことを念頭に置いた方がよさそう。
不安があるから、貯金を固めて遣わずにいると、金の価値がダラダラ下がってしまうことになりかねない。
画像は途中、小川町の道の駅で撮ったもの。コロナ、平日ということもあり、あまり客は多くなかった。