日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎祈願のため神社に(576)

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令和三年四月二十五日撮影

◎祈願のため神社に(576)

 この日はひとつの目的があり、神社に参拝した。

 自分のためではなく、ある患者のためだ。

 神域で願うことでは無いから、駐車場から鳥居まで歩く間に祈願した。

 

 「アモンさまアモンさま。あの患者の頭を一日でいいからクリアにしてやってくれ。ものを考えられるように、美味しいご飯が食べられるように計らってくれ。そこであの患者は、自分がこの先どうしたいか、何を望むかを明らかにする。それを聞き、その通りにしてやってくれ」

 アモンに祈願するのは、これが初めてだ。

 大切なことは、「本人の意思に従った成り行き」だ。

 あの世に入る間際まで、立って歩いていられるようにするか、今の苦痛から解放して貰うかは、本人が決めればよい。今は無理やり生かされているから、あまりにも気の毒だ。

 「駄賃は本人が払うが、俺が立て替えてやっても良い」

 あとは、その患者に直接触って、「渡す」のが望ましいが、周囲が見ているからなかなか難しい。ま、ベッドの枠なら触れる。

 

 祈願が終わると、改めて神殿に向かい、手を合わせた。

 この時期は、あの世との接点が乏しいと思っていたが、先日の台所の一件を考えれば、単純に「見え難い」「写り難い」だけということらしい。

 恐らく光の環境のせいだろうと思う。

 

 この時期は、基本的に「慣れぬ者が見て納得するような画像」を撮影することが出来ない。だが、普段、私が何を見ているのかが分かるような画像が得られた。

 それが三枚目の画像だ。

 女性の背後に石柵が映っているのだが、その近辺の光が歪んでいる。

 いつも「映画のプレデターの宇宙人のような」と書くが、ちょうど円形(球状)に歪んでいるから、恐らく透明な煙玉なのだろう。

 玉の中心には、女性がいてこっちを見ていると思う。

 この玉は、割合、見える(感じ取れる)人が多いのではないかと思う。

 石柵が妙に曲がっている個所で、具体的にそれが分かる。

 「霊的現象は光を歪める」ことの実例だ。

 もうひとつ、「放射線量が動く」ということもあり、測定するつもりだったが、線量計を忘れて来ていた。

 

 ちなみに、この女性には悩みがあり、その感情に反応し、「女」たちが寄り付いているようだ。

 でも、私よりはまし。離れた右側には私が微かに映っているのだが、背後には髪の長い「女」がいるようだ。これは先日の台所の「後頭部」の持ち主だと思う。

 「二㍍以内に近づくな」という決まりを守るのであれば、別に構わない。

 そして、コイツは私に関わる者なので、「これこれこういう風にいる」と公に示す必要が無い。私自身が分かればそれでよい。

 

 最後の画像は、すごく分かりよい。この場合は「画像が」ではなく「状況が」という意味だ。

 この女性は、極めて深い悩みを抱えており、そのことに没頭している。

 気持ちが集中すると、ひとの周りに黒い影が出来るのだが、これは見慣れた者でないと分からぬと思う。

 この女性を見ている者も複数いるのだが、ほとんど目視出来ない。

 だが、この人の悩みの深さが分かるのは、他の理由からだ。

 神社の駐車場に入って来る時に、私の近くに車を停めたので、たまたま見ていたが、とんでもない速度で入って来た。すなわち、「気が急いていた」ということだ。

 この女性は神殿に一直線に上がり、長い祈願をした。それから、ひとつ下がるごとに拝礼を繰り返し、狛犬の前でも同じことをしていた。

 これは「どうしても叶えたい願いがある」と意味だ。

 そして、それは困難や苦痛からの解放に間違いない。

 神社から去る時も、やはり車を急発進させ、物凄いスピードで出て行ったが、私が眼に入らなかったのか、数十センチ脇を走り抜けていった。

 周囲の状況が見えていないのだ。

 

 この女性の状況を知るのは簡単で、画像を確かめるまでもない。本人の仕草だけでそれと分かる。そういうのを観察し、まるで「何か」が教えてくれたようなことを言うのが、欧米によくいる自称「霊媒師」「霊能者」「霊感占い師」だ。日本の人のことは知らぬが、テレビ番組に欧州の霊媒師の一人が出ていた。本人の視線の方向を確認すれば、その者が本当は「何も見ていない」ことが分かる。

 目視で直接見えるのは、「影」と「プレデター(みたいな空間の歪み)」だ。

 「特別な何かが働いてくれた」「特別な力を持っている」みたいな話は、全部ウソッパチだ。ただ単に知識を語り、行動分析で得られた情報で当たり障りのないことを言う。

 霊感占い師や霊能者は「全身が腐って死ぬ」か「殺される」という末路を辿る。過去の高名な人がどのように亡くなったを調べてみると良い。