◎荒川にて蕎麦
この日は家人の仕事が休み。
朝、ダンナが仕事をしていると、家人がやって来た。
「今年の夏は暑かったり寒かったりだったから、きっと紅葉が早い。十一時に行きます」
ここは「生きましょうよ」とは「行ってください」ではなく「行きます」だ。
当家では家人が一番偉いので、嫌も応もなくすぐさま出発。
二時間弱で秩父に着いたが、やはり紅葉はまだだった。
十一月の頭くらいからか。
せっかく秩父に来たので荒川で蕎麦を食べることにした。
いつも通っていた「あづまや園」はもう営業していない(たぶん)ので、近くにある店に行った。
荒川は蕎麦の産地で、きちんと地元産の蕎麦を使っていれば、蕎麦の味を楽しめる。
十月下旬だから、まだ今年の新蕎麦が出る時期ではないと思う。これも来月だ。
ついでに蕎麦屋の近くの神社にお参りすることにした。
山道を上り、神社の前に着くと、なんと稲荷神社だった。
だめじゃんかあああ。
ダンナは稲荷神社が苦手なので、すぐにUターンをして帰路についた。
紅葉がまだだったので、さしたる話もなし。
まだ温泉には寄りづらい。