日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

みちのく行脚報告 その3 三戸城

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二戸から三戸に向かいます。

三戸町の中心にある三戸城は南部氏の旧城でした。
南部信直は中央軍に九戸を滅ぼしてもらった後、一時期は九戸城で暮らしますが、森岡(盛岡)に不来方城を建設すると本拠をそちらに移します。

三戸城の城山もかなり険しく、攻め落とすのは容易でない印象です。
写真は城下の稲荷神社と城址公園です。桜の名所で、春にはかなりの観光客が訪れる模様です。

城跡の中を車であちこち走ったのですが、入り組んだ道のため迷子になり、行き止まりで右往左往してしまいました。
私は敵方の「九戸党」ですので意地悪をされたのでしょうか。
神社にお参りした際には「これから思い切り攻撃しますので」と報告しました。

ここは立派な城下町ですので、何かイベントがあればみちのく的、あるいは日本的規模で楽しめそうです。
二戸市との対抗戦的な催しものがあれば話題になりそうです。

北東北では、藩制時代の気風が今も残っていて、岩手県の人は秋田や弘前について、いまだに良く言いません。秋田とは何百年もの戦の歴史があるし、弘前大浦は「元は家臣」というわけです。
ここ三戸は今は青森県ですが、元は南部の拠点です。
町の人たちはどういう風に思っているのでしょうか。