日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎百寺巡礼 その5 日高 長寿山 福正寺    (284)

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◎百寺巡礼 その5 日高 長寿山 福正寺
 長患いで壊れて行くのは、体よりも心です。
 平常心を保つのが難しく、感情の起伏が激しくなります。
 他者に対し攻撃的になったり、逆に「すぐにも死んでしまいたい」と思ったりすることも頻繁に起きます。
 それを幾らかでも宥める方法のひとつが、お寺に行くこと。
 お寺に行き、死生についてじっくりと思いを巡らせると、いつの間にか穏やかな心持になっているのです。

 日高市の福正寺は、総本山が延暦寺ですので、天台宗のお寺となります。
 ご本尊は、不動明王ですので、当家にとっては最優先の訪問先です。
 駐車場に降りると、階段があり、それを20段くらい上がると、境内に入ります。
 割と近い。
 途中には、仏様や地蔵尊が並んでいます。
境内の鐘の近くには、三面大黒天が置かれています。
三面大黒天は総本山である比叡山の御分身。大黒天なのだが3つの顔を持っており、正面が大黒天、右に弁財天、左に毘沙門天を従えています(三天合行)。

松福院は、僧祐尊(文和2年1354年寂)が開山したと伝えられます。江戸期には、不動領として2石5斗の御朱印状を拝領していた、との由です。

「新編武蔵風土記稿」による記述は下記の通り。
長寿山福正寺と号す。天台宗、川越仙波中院門徒なり。慶安年中不動領2石5斗の御朱印を賜ふ。開山祐尊、文和2年4月寂す。本尊不動立像にて長1尺9寸。行基の作と云。
薬師堂。稲荷白山合社。
 住所 埼玉県日高市北平沢1073 電話 042-989-2124

 気持ちは落ち着きましたが、この日は体調が今ひとつで、お腹の中が煮えているような気分です。
 なかなか上手く行かないものです。ま、これが普通だと見なして前進を心掛ける必要があります。

 帰路は高麗神社に参拝しました(284日目)。