日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第641夜 灯り

夢の話 第641夜 灯り
 11日の午前0時に観た夢です。

 瞼を開くと、遠くの方に灯りが見える。
 太陽?それとも・・・。
 じっと眺めるが、何も変化が起こらない。
 灯りは私の正面、天井に近いところに見えている。
 天井。「てんじょうって何?」
 考えようとするが、何も分からない。
 頭はほとんど空だ。
 そこで心の方を働かせようとするが、感情の深い澱みの奥にも、拾い出せそうなものはほとんど無い。

 次第に暑苦しくなって来る。
 周囲を見回そうとするが、ほとんど首が動かない。
 手を動かすが、夜着の中で小さくバタバタさせるのが精一杯だ。
 しばらくして、漸く気が付く。
 「オレって、赤ん坊なんだな」
 ここで覚醒。

 ひとは「生まれ落ちてからの記憶を総て持っている」と言いますが、実感としてそれが分かります。私は寝ている時に観た夢の大半を記憶したまま目覚めますが、繰り返しこれまでの人生を反芻させられます。
 やはり、良い思い出よりも、思い出したくない記憶のほうが多いようです。
 そういう意味では、「忘れる」ことは健全に生きる上で必要不可欠の脳の装備です。もちろん、記憶を奥深く格納するだけで、無くなるわけではありませんが。

夕食の支度をした後、居間の床に座ったら、そのまま深夜まで眠り込んでいました。誰が何時帰り、ご飯を食べたのか、まったく知りません。
 家族の誰とも顔を合わせませんでした。
 Tシャツ1枚だったので、ただ寒かっただけです(苦笑)。