日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎自分を取り戻す(356)

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◎自分を取り戻す(356)
 闘病生活に疲れて来ると、時々、「このまま生きていてもしょうがない」と思うことがあります。
 今は使える時間が極端に少ないので、諸々のことが遅々として進みません。やはりそういう時には自分を責めてしまいます。

 そういう時に気を付けるべきは、そういう否定的な感情が「果たして自分自身のものかどうか」ということです。
 よくよく観察すると、自分本来の思考ではないことがあります。
 宗教家や霊能者が「乗られている」と表現する現象です。
 そういう事態に気が付いたら、当方はすぐに神社かお寺に参拝し、荷物を下ろすようにしています。
 ゆっくり境内を回り、「こだわりを捨てて霊界に還ってください」と念じると、いつの間にか楽になっています。
 ま、もちろん、妄想です。

 「まずは、前を向いて進むことからだな」
 生きてゆくのに必要なのは、たゆまぬ強い心です。
 「だいたい、健康な時だって、無駄なことに時間を費やしていたから、何ひとつまともなことは出来ていないじゃないか(笑)。極力、有効利用しようと考える今の方がまし」
 ぎゃあてい、ぎゃあてい。