日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎世界が一変する

◎世界が一変する
 この数年、私の周りでは、「あの世」にかかわる異変が強くなっていたのです。
 以前は、真夜中に玄関の扉をノックされる程度でしたが、今は「出入り自由」になっています。
 常時、すぐ後ろにひとの気配を感じますし、音はもの凄い大きさで響きます。
 それを「気色悪い」と考え、打ち払うべく、様々な手を尽くして来たわけですが、一向に治まりません。
 自身の心だけに起きているなら、心の治療を受ければ良いのですが、私の場合は画像にも残りますので、言い逃れが出来ません。
 「気のせい」「たまたま」「自然現象」では済まないことがどんどん起きます。

 数日前に考えを変え、「総てを受け入れる」ことにしました。
 疑いを挟むことなく、声を聞くことにしたのです。
 「この後は拒否しません。きちんと聞きます」
 その日の夜から、状況が一変し、とりあえずは悪夢にうなされることなく、ぐっすり眠れるようになりました。
 もちろん、「傍に誰かが居る」気配は変わりません。
 2辰らい後ろで、「誰かが見ている」という実感があります。

 そういう時には、「俺はもう味方なんだから、騒いだり脅したりするな」と言いつけるだけで、パッと静かになります。
 こういうのは、声に出して言うのが決まりですが、そうすると、先ほどまでの気配が消え、不安感も消失します。

 もちろん、代償を払う必要もあります。
 あの世の者は、この世のことを見ることも聞くことも出来ないので、私のように共感できる者が眼や耳を貸す必要があります。
 ものを考える能力も無く、自らの意志で移動することも出来ませんので、望むところに連れて行く必要があります。
 その手伝いをすることで、妄執が解け、あの世に向かえる者もいるでしょう。

 寄って来る者の多くが、理不尽な死に方をした者で、「このままでは済まさない」と叫びます。
 「また生れ替わり、やり直すことが出来る」という説得に応じられる者はごく僅かです。
 それなら、ある程度、望みを聞いてやるのも、ひとつの方法だろうと思います。
 何をするわけでもなく、悪心を持つ人のところに連れて行くだけです。
 あとは勝手に反応し、各々がストーリーを展開して行くことになります。

 ここで得られた2つ目の教訓は「自分の本心を見極めて、良心に従って正しく生きろ」ということです。
 ひとは「1日に最低5回は嘘を吐く」と言いますが、大半は自分自身を騙すための嘘です。
 その自分の嘘をごまかすために、様々な言い訳を考え、「自分は正しい」と騙ることで、良心がもたらす抑制を外すことが出来るようになるわけです。
 政治家の多くが死んでもあの世には行けないし、占い師や霊能者、宗教者が晩年において悲惨な末路を辿ります。
 虚偽が最大の悪心で、悪霊が取り憑くのはその悪心です。

 「黒い男(黒入道)」や「黒い女」が取り憑くと、一時たりとも魂が休まることが無くなります。
 しかし、それも自身が悪心を抱えていることで起きますので、ある意味、因果応報ではあります。