日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎死者の隊列 (一年前の振り返り)

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◎死者の隊列 (一年前の振り返り)

 画像は昨年の十月九日に撮影したものだ。

 神殿の前には、私以外に誰もいない。

 この年は一年を通じ、撮影画像に幽霊が写っていたのだが、九月から十月がそのピークだった。「白い女」の画像が九月(正確には十月二日)だから、この時点に近い。

 

 ガラスの前に立った時点で、すぐに異変を察知したので、急いでカメラを構え撮影した。

 神殿から十メートルほどの距離になる。

 最初の画像では、目視で見たものと同じものが写っている。なお最初に目視したのは、半袖シャツの男だ。この男は、ここで複数回画像に残っているが、いつも女性か女児を抱え込んでいる。

 肉体が滅び、自意識だけの存在、すなわち幽霊(幽界の霊)になってしまうと、心の内を隠すことが出来なくなる。生きていれば、肉体の殻に隠れることが出来るから、心中で何を感じ、何を考えようと他の者には分からない。だが、死ぬと意識しかない存在となり、心の内がダダ洩れに漏れる。

 この男は生前、若い女性や女児に邪な欲心を抱き、八歳くらいから十七歳までの女児・女性を複数殺している。そして死後もそれを続けている。

 

 ひとつ白状すると、私のような「死期の迫る」状況になってしまうと、そこにはいない筈の人影を頻繁に目視する。

 最も多いのが、生きている人の後ろに立つ人影だ。

 人と会い、話をしている時などに、一瞬の間だが、その人の後ろに別の者が見える。

 これはかなり鮮明で、実際にそこに人がいるのかと思うほどだ。

 その意味では、幽霊がよく出る場所は、廃屋とか「スポット」ではなく、「人の左肩付近」だと思う。実際、私自身に絡む幽霊が画像に残っているが、多くは左肩に手を掛けている。

 

 さて、この男が「そこにいる」のは、あまり真剣に「あの世」を観察していない人でも分かる人が多いと思う。

 だが、この男の霊一体ではない。

 周囲には、例によってぞろぞろと従っているわけだが、こちらを確認出来る人は少ないと思う。何事にも経験と慣れが関わる。

 

 昨年は一月と九月にかなり厳しい危機があり、「自分はあと幾らももたない」という確信があった。

 実際、体調は最悪で、おむつが必要な時期もあったし、立って歩けぬことが多かった。

 今振り返ると、実際に私が「死者の隊列」の程近くにいた、ということがよく分かる。

 画像の中で最も塩梅の悪いのは、私の後ろにいて「わやわやと何かをしゃべり続ける女」だ。

 こいつは人の死が間近なのを悟り、最期を見届けるべく集まって来る性質のものだ。

 要するに「お迎え」の一種で、「死神」と言ってもよい。

 

 今年はまだ昨年ほどではないが、しかし、十月は明日からだ。

 昨日、先週のCT検査の結果を聞いたが、全身の七か所くらいに血腫があるらしい。

 (ついに睾丸にも血腫が出来たから、これで「患部」は全身になった。)

 ま、肺には常に炎症があり、コロナに感染すれば即死だ。

 となれば、今のうちに伝えるべきメッセージをきちんと伝えて置くべきだろうと思う。

 受け入れる準備の出来た者には、ひと目であの世の状況が分かる証拠を提示するつもりでいる。

 もちろん、ブログやSNSで公開したりはしないので念のため。受け止めるには心の準備がいるし、見て嬉しいものではない。ほぼ全員が「見なければよかった」と言う。