日刊早坂ノボル新聞

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◎何故に地上波で報道しないのか

何故に地上波で報道しないのか

 細田議長が担当記者の女性に対し、「これから家に来ないか」とナンパまがいの行為をした(虚実は知らぬ)ことについては、当初メディアが騒ぎ、さらに野党の一部は国会で免職決議案まで提出した。

 しかし、TBSの記者が「ウクライナ難民の女性をバーに呼び出し、翻訳機を使って、『これからホテルに行こう』と誘った」件については、TBSの簡単な弁明こそあったらしいが、報道らしい報道がほとんど無い。

 難民女性は途中で逃げ出したから事なきを得たのだが、記者がやったことは非常に悪質だ。

 記者は取材によって知り得た個人情報を、自身の欲望を満たすはけ口に使用している。

 

 この辺の詳細はあまり正確ではないかもしれぬが、それも報道がないためだ。

 戦地から逃れ出た女性の弱みに付け込んで我がものにしようとする考え方は、占領地の女性を強姦するロシア兵と変わりない。

 国際問題にまで発展してもおかしくない卑劣な案件だ。

 それ以前に、取材源の個人情報を自分用に流用した時点で、職業モラルを著しく損ねる行為を行っていると言える。

 

 さて、ここでよく似たケースが思い起こされる。

 この件は就職の相談を受けた初対面の女性を飲酒に誘い、性行為に及んだ「山口事件」とそっくりだ。あの件では、自身の職務上、知り得た情報を利用し、こちらは実際に性交に及んでいる。

 今も裁判が続いている筈だが、そこでは「合意の有無」が焦点になっているが、それ以前に職業人として有り得ぬ禁則行為を犯している。

 いずれも相手の弱みを見越した上で、悪用に及んでいるという点では同じ。

 行為自体が不成立かどうかは関係なく、職業人としてのモラルを著しく欠く。

 

 ここで気付くのは、「山口事件」とこの記者の案件の両方がTBSという同じテレビ局で起きていることだ。

 それなら、個人情報の管理が甘く、職員が安直に閲覧・利用できる環境にあり、また実際に「いつもそうしている」という文化的風土があるのかもしれぬ。

 

 さらに進んで言えば、TBSは今や「在日企業」的活動を展開していることで知られる。日本の国や政府を貶め、外国に媚びを売る報道姿勢で、実際、その国と資本提携を行っている。延々とその国のタレントなり食材なりに関する宣伝を垂れ流す。

 ここからは陰謀論に近くなり、ほとんど憶測に基づく疑問だ。

 さて、事件の詳細は分からぬが、「その記者とやらは果たして日本人なのか?」。

 

 国際問題に発展しそうな案件を敢えて引き起こすあたりは、意図的に日本国を貶めようとする反日行為である可能性を視野に入れる必要がある。

 斯様な差別的視点を含みかねぬ見解を導かぬようにするには、きちんとメディアが事実を公表することが必要だ。

 とりあえず、「取材源の情報を悪用して、困窮する女性をホテルに導く」行為が本当なら、免職が妥当なところだろう。これは未遂でも同じだ。

 野党の一部は細田氏の免職決議案を出しているほどだから、たぶん、この意見にも賛成すると思う。

 

 繰り返しになるが、以上は極めて不正確な情報を含む。その理由は、メディアが詳細を報道しないことによる。「身内には甘く、他人の失点は厳しく追究する」報道に、何の正義があるのか?