日刊早坂ノボル新聞

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◎次のステージに向かう(653)

次のステージに向かう(653

 今朝方、四年前の画像を見ている時に「閃き」があり、すぐに初詣に出掛けた。

 行き先はトラの神社だ。

 この一年はそれこそ苦汁を舐めたが、一段階前に進んだ気もする。

 

 神殿前に行くと、さすがに一月で、参拝客が多い。

 遠目から自分の映りそうな位置を手早く撮影した。

 これが最初のガラス画像だ。

 遠目では、大きな異変は無いと思うが、少し拡大すると、煙や光が出ていた。

 帰宅してから、点検することにした。

 

 まずは見方から。

 画像を点検する時には、まず「景色の歪み」に着目する。位置関係やかたちの歪みが不自然なものがあるかどうか。

 歪んでいる箇所があれば、それが「物理的な要因」によるものなのか、「説明のつかぬ変化」なのかを確かめることになる。

 その意味では、最初に見るのは⑤の横線だ。誰もが「これはきっと電線だ」と思う。私も当初はそう思うし、かつてはそう思っていた。

 だが、よく見ると、目立つ白線の下にも三四本の筋が走っている。同じ位置に複数の電線はない。

 まずは「その場に近いところにある物がデフォルメされる」現象では?と疑う。

 

 もっとも重要なのは私自身の状態だ。

 まずは①を観察すると、私の周囲に煙が出ている。まるで山中に出るような霧の中にいるようだ。

 私は可視域が一割くらい広いので、その奥が少し見えるが、これは殆どの人が見えない。

 安心するのは、やはり「同行二人」ということ。

 「白い服の女」は常に私の傍にいる。これは心強い。

 ちなみに、顔は死者らしく「もの凄く怖い」ので、見えぬ方がよいと思う。

 

 ②が見える人が多いと思うが、丸い玉のようなものが映っている。頭を下げる老人の二重映りのようだが、ここにしか生じていないので、それとは違う。

 これは老女で、老人の肩に乗っている。それが誰かはこの老人に直接会ってみなければ分からぬが、いずれにせよ、「想像や妄想」の範囲だ。

 老人の胸の③は病気のしるしで、この人は煙草をかなり吸ったから、肺や心臓に疾患がある。こういう時に渦巻くように煙が出るが、身体の調子を現したり、それを見て幽霊が寄り付いたりするので、一層煙が濃くなる。

 老女の方は、むしろこの老人を案じているのかもしれぬが、それは逆効果で、当人は余計に苦しくなると思う。愛情や思いやりは死後に執着心に変わり、生きている人に障りを与えることがある。

 故人には「自分たちは大丈夫だから、思い残すことなく先に進んでくれ」とご供養する必要がある。

 けして「ずっと見守っていてください」ではない。ずっと見守っているなら、いずれ悪縁化する。

 

 ④は若い女性参拝客の頭に、女の幽霊が手を掛けているところだ。ひとつではなく複合体で、要するに悪縁(霊)ということ。若いから、色んな欲望が勝っているので、悪縁が寄り憑き、色んなことを囁く。心を取り込もうと思ってそうしているわけだが、だからと言ってただちに不幸な出来事が起きるわけではない。

 概ねどの人の後ろにも幽霊は付き従っており、その時々で様々な感情を吹き込んで来る。考え方が影響を受けることもあるのだが、与えるのは心への影響だから、気分転換をして、「本来の自分がどうあるべきか」を取り戻すと良い。

 支配できぬと分かれば、悪縁は自ら去って行く

 ホラー映画みたいな展開にはならないので安心すべきだが、もうひとつの真実は「常に幽霊がひとに寄り憑いている」という一面もあるということだ。

 誰でも何体かは引き連れている。

 

 ひとによっては、私のように影響を受けやすい者も居るから、大なり小なりの防御策を立てる必要性が生じる。

 小さいアイテムはそのためのもので、例えば、私の車の運転席には「鈴」を下げてある。

 「リンリン」という音を幽霊が嫌うためで、運転中に手を掛けられぬようにする。

 私の車では時々、後部座席に黒い影が座ることがある。高速の中なら、ひとつ間違うと事故になりかねぬから、効力如何は問わず、気休めになればよいと思う。

 運転中は常時鳴っているので、私にはもはや音が聞こえない。

 

 「白い服の女」は私サイドであるのは疑いない。やはり私にとっては、「白衣観音」さまなのだが、それでも、あの世の者だけに表情はすごく怖い。小学生の時にいた「厳しい教師」のような佇まいだ。

 やはりこの一年の経験で、「また一歩前進した」と思う。

 今日の老人のような状態なら、さっと助けられる。女性の原因は当人の欲望だろうから、本人が自制すれば、あるいはした時にだけ心が晴れる。

 

 「一歩前進した」のは「あの世に向かって」という意味でもあるから、手放しでは喜べない。

 もちろん、近くに「あの世仲間」がいるだけで、昨年よりはるかに心強い。