つい先ほど観て、とび起きた悪夢です。
妻と一緒にお寺に出掛けた。
もはや夕方だが、そこここにご供養に来た人たちがいた。
(ここはどこ?京都?)
大きなお寺で、塔も幾つか建っている。
回廊に上がると、二十辰らい前には高齢のご婦人が歩いていた。
目指すところは同じだろうと、後ろをついて行く。
回廊の半分くらいまで進んだところで、突然その回廊が崩れた。
「危ない!」
前のお婆さんが、崩れた回廊と共に下に落ちた。
下までは5、6辰らいある。
「大丈夫なのかな」
下の様子を確かめると、お婆さんは体を起こそうとしていた。
「うわ」
他人の心配どころではなく、今度は自分の回りも崩れ、下に落ちた。
イテテテ。
腰をかなりしたたかに打ったが、酷い怪我はしていない。
お寺の本堂の前に行き、お線香を上げようとする。
最初に妻だ。
妻の背中が動いている。
「長いな。何やってんだろ」
前に出て覗いて見ると、妻はネギを灰に差し込もうとしていた。
「おい。そこにはお線香を上げるんだよ。何やってんだ」
妻は一生懸命、ネギ3本を立てようとしていた。
「きゃあ」
妻は次にネギで灰をばたんばたんと叩いている。
「今度はどうしたんだ」
妻はダンナの方に顔を向けて、「ここに顔が沢山出ているの。気持ち悪い」と言った。
「うへへ。悪霊が寄って来てんのか。起きなくちゃ」
ここで覚醒。
このところ寝汗をかいたり、悪夢にうなされたりの毎日です。