◎秩父で
腰痛が酷いので、名栗鉱泉に行こうとしたら、家人が「一緒に行く」とのこと。
ひとまず出発し、名栗に着くと、「先に紅葉が見たい」と言い張りやがります。
「それなら、山を越えて秩父に行けば、途中は紅葉(何せ1車線がやっとの山の中)だし、温泉にも入れる」
名栗から秩父方面は案外近くて、30分くらいで行けます。
残念ながら紅葉はまだ若干早く、色が浅いようです。
「正丸峠を越えれば、たぶん赤いはず」
やはり芦ヶ久保からは、葉っぱが赤くなっていました。
「どうせなら秩父駅の近くまで行こう」
秩父駅は全面工事中で、今は駐車場が限られます。
やっとこさ停めたのですが、駅前の商店数軒しか寄れるところがありませんでした。。
帰路はぐっちゃぐっちゃの大渋滞。
多重衝突事故があったようで、2時間近くかかりました。
ぐったり。
温泉に寄ろうと思っていたのに、とても無理でした。
おいおい。最初の目的はどこに行ったのよ?
渋滞を抜けると、家人がひと言。
「どうも名栗から秩父の山を越えた時から、左腕を掴まれているようだ。前と同じ」
「気のせいだろ」
「今、私はその手を掴んでいる」
家人は右手で自分の左腕を押さえています。
「そりゃ駄目だ。神社に寄って、落として行こう」
「掴まれている」感覚だけなら、「気のせい」ってこともあります。
まあ、大半は「そんな気がした」程度ですが、しかし、その掴んでいる手を押さえつけているなら、もう一段も二段も先に行ってます。
「相手の手を掴んでいる」となると「気のせい」には逃げられません。
日高の高麗神社に着くと、既に真っ暗でしたが、参拝して帰りました。
この時間でも人の出入りがありますが、ここは一晩中参拝客がいます。